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二級建築士の製図試験について-概要や問題内容&独学で受かるコツ-

 

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たくや
今回は二級建築士の製図試験について解説します。

 

こんな方におすすめ

  • 製図試験って独学でも受かる?節約したい...
  • とりあえず枚数書けば受かるよね?
  • ゾーニングってセンス次第だよね?

こう言った疑問は製図試験だと特に多いです。独学や枚数については正解はありませんが、確実なことは言えます。

 

二級建築士「設計製図の試験」概要

 

二級建築士試験概要

  • 試験日…9月15日㈰
  • 試験時間…10:45~11:00(注意事項説明)
  •     …11:00~16:00(設計製図)
  • 合格発表…令和6年12月5日㈭(予定)
  • 受験資格…令和6年度二級建築士試験「学科の試験」に合格したもの
  • または令和5年度及び4年度の学科試験で合格したもの
  • ※学歴の有無で実務経験がないと受験できないことがある

 

設計製図の試験で出題される問題は試験日の3か月前に事前公表されるので、5月下旬〜6月上旬頃になったら随時確認しましょう。
(令和6年度の試験は6月12日㈬に公表予定)

 

また、受験資格や持ち込み可能な製図道具についてもこちらのサイトから確認してください。

【参考資料】公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験」

 

過去の試験範囲

公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験」では、過去問題の公表とともに採点のポイントも随時公開しています。

 

公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験」では、過去問題の公表とともに採点のポイントも随時公開しています。

 

試験年度問題解答採点のポイント
令和5年度専用住宅(木造)標準解答合否判定基準等
令和4年度保育所(木造)標準解答合否判定基準等
令和3年度歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)標準解答合否判定基準等
令和2年度シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)標準解答合否判定基準等
令和元年度夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)標準解答合否判定基準等

【参考資料】公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士ー過去の試験問題等」

 

採点基準は以下のとおりです。

 

採点基準

  • ランクⅠ…「知識及び技能」を有するもの
  • ランクⅡ…「知識及び技能」が不足しているもの
  • ランクⅢ…「知識及び技能」が著しく不足しているもの
  • ランクⅣ…設計条件・要求図書に対する重要な不適合に該当するもの

※ランクⅠに該当する者のみ合格

 

二級建築士の製図試験は思ったより難しい?

ランクⅠに該当する受験者、つまり合格者数は以下のように推移しています。

 

実施年度受験者数合格者数合格率
令和5年度9,9884,98549.9%
令和4年度10,7975,67052.5%
令和3年度11,4505,55948.6%
令和2年度11,2535,97953.1%
令和元年度10,8845,03746.3%

 

この表から「2人に1人は合格するなら簡単じゃないか」と考えている方もいるかもしれませんが、二級建築士試験は統計では表せない難しさがあるといわれています。

 

二級建築士の製図試験が思ったより難しい理由

  • 仕事をしながら勉強もやらないといけないのがキツイ…
  • 学科の試験が終了してから2〜3ヶ月で製図をマスターしないといけない…
  • 普段の設計業務と違う計画でなかなか慣れない…
  • 実務・講義で出てこないような専門用語や要求図書を読み取るのに苦労する…

 

このように時間的にも体力的にもキツイとされる製図試験を如何にして乗り越えるかが、合格へのポイントとなるでしょう。

 

ここからは、そんな二級建築士の製図試験を乗り越えるためのポイントをいくつかご紹介していきますのでぜひ、参考にしてみてください。

 

二級建築士の製図試験対策①設計課題を理解すること

二級建築士の製図試験の概要から少しお話しします。まずは設計課題をよく理解することから始めましょう。

 

資格学校が教えてくれますが、自分でもあの張り紙はよく見ておくことです。過去の流れで木造建物2年→鉄筋コンクリート造1年のフローです。

 

つまり、木造にあたる可能性は2/3、RC造は1/3です。これを分かった上で製図試験対策をするのとしないとでは雲泥の差です。

 

木造の場合

木造建築の場合は平面図、立面図、断面図又は矩計図、屋根伏せ図を描くように出題されます。

 

試験時間に対して描く量がかなり多いです。練習すればある程度書ききれますがコツも重要です。木造の場合は計画に不適合がなく、書ききれば合格できます。

 

なぜなら、書ききれる人がそう多くはないからです。

 

RC造の場合

鉄筋コンクリートの場合は図面の要求は木造とほぼ変わりません。屋根伏せ図がないくらいです。

 

木造より描く量は少なくなるため、書ききれる人が多い傾向にあるのがRC造です。よって、より図面に間違いが無いか確認し減点されない図面を完成させることです。

 

以上が2つの製図試験における合格ラインです。

 

いずれにしても、まず書ききらなければ合格ラインには立てませんので練習は不可欠となります。

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二級建築士の製図試験対策②無難な計画で設計すること

建築を学んでいると素敵な間取りやデザインを思い浮かべがちです。しかし、建築士試験においてはそれが皆無です。

 

求められるのは法を犯さない事はもちろん、要求条件を全て満たした文句の付けようがない間取りが良いのです。

 

難しいようですが、デザインやセンスなど皆無に等しく無難な計画でいいのです。つまらない四角の中のありきたりな間取りだっていいわけです。

 

ツッコミどころがなく、無難な計画が求められるクオリティというわけです。

 

ココがポイント

デザインなどはいらない。無難な間取りで減点を回避せよ

 

 

二級建築士の製図試験対策③勉強と製図を両立したスケジュール管理

製図試験は学科試験に通った人のみが受験できる狭き門です。学科試験が終わったと同時に製図の対策を行わなければなりません。

 

とにかく時間がないです。

 

資格学校も自己採点の点数をもとに製図試験の受講を進めてきます。私なら通学を勧めますが、独学でもやることが分かっていれば受かる可能性もあります。

 

とにかく、学科試験が終わったら製図試験の問題の要領で描きまくることです。

 

7月の学科試験が終わったら10月の製図試験まで描きまくる

目安の枚数は30枚

 

この30枚はあくまで目安です。一見、少ないようにも思えますがこれが結構大変です。実際、私が合格した時は25枚でした。(多分、RC造だったこともあるかもしれません)

 

これを目安に対策を立ててみてください。

 

二級建築士の製図試験対策④繰り返し描く

製図試験では課題条件・設計要求をおさえつつ、要求図書に応じた製図を行わなければなりません。

 

ここでは、令和6年度に出題されるであろうRC造の製図試験を挙げてみました。

 

参考:令和3年度の要求図書

⑴ 1 階 平 面 図兼配置図( 1 /100)
⑵2 階平面図( 1 /100)
⑶3 階平面図( 1 /100)
⑷立 面 図( 1 /100)
⑸断 面 図( 1 /100)
⑹部分詳細図(断面)( 1 /20)
⑺面 積 表
⑻計画の要点等

【参考資料】令和3年度製図の試験問題-公益財団法人建築技術教育センター

 

上記の内容から分かるように5時間という試験時間でこれほどの図を設計しなければならないのです。

 

制限時間内に製図をスムーズに行うには、繰り返し設計を行って描くスピードを上げていく必要があります。製図スピードを上げるには、とにかく描くことに慣れること。

 

最初は不完全でもいいので何度も設計図を描き、効率よく製図するコツを掴んでいきましょう。

 

二級建築士の製図試験対策⑤エスキスをみにつける

「製図の勉強しているけど時間がいっぱいいっぱいだし、エスキスもまとまらない…」と、何度も描いているのになかなかしっくりこないなんてこともあるでしょう。

 

製図自体のスピードを上げたとしてもエスキスがまとまっていなければ試験に準じた製図を行うことが難しくなります。

 

エスキスをみにつけるには、過去問題を使って自分なりにまとめあげる練習をしていくこと。

 

理想は1時間以内にエスキスをまとめ上げ、残りは製図に時間を費やすようにできると効率よく試験を乗り越えられるようになります。

 

最初は時間がかかって繰り返し過去問題を解くことが辛いと感じるかもしれませんが、慣れていけば早くて30分程度でまとめることも可能です。

 

エスキスの細かな手順についてはyoutubeや大手資格学校で公開されているので、様々なサイトを参考にしてみるとよいでしょう。

 

【まとめ】二級建築士の製図試験はコツを掴めば合格できる!

二級建築士の製図試験は合格率50%前後とそこまで難しくないのでは?と思われるかもしれませんが、設計に慣れていなければスムーズに描くことができません。

 

製図の試験で合格するためには、

  • エスキスをはやくまとめられるようにする
  • 製図を繰り返し解いてスピードを上げる
  • 設計課題を理解する
  • 無難な計画で設計する
  • 学科と製図の両立したスケジュール管理

などを行えば合格する可能性が高まるでしょう。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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