こんな方におすすめ
- 宅建士試験に合格するには、どれくらい勉強時間が必要なの?
- 独学と通信講座、どっちが効率的?
- 仕事しながらでも合格できる?
「宅建士試験に合格するには、どれくらい勉強時間が必要なの?」「独学と通信講座、どっちが効率的?」「仕事しながらでも合格できる?」――宅建士試験を目指す多くの方が、こうした疑問を抱いているのではないでしょうか。
結論から言います。宅建士試験の合格に必要な勉強時間は300~500時間です。
ただし、独学か通信講座か、何ヶ月前から始めるかによって、1日の勉強時間が大きく変わります。
この記事では、宅建士試験に合格した筆者が、2026年最新の情報をもとに、合格に必要な勉強時間と効率的な学習スケジュールを完全解説します。独学・通信講座・通学の比較、開始時期別のスケジュール、過去問活用法まで、すべてカバーしています。
宅建士試験の合格に必要な勉強時間
宅建士試験は、膨大な範囲から出題されます。権利関係(民法)、宅建業法、法令上の制限、税その他――すべてをカバーするには、相当な時間が必要です。
勉強時間の目安
勉強方法別の総勉強時間
| 勉強方法 | 総勉強時間 |
|---|---|
| 独学 | 400~500時間 |
| 通信講座 | 300~400時間 |
| 通学(資格予備校) | 300~400時間 |
独学の場合は400~500時間が目安です。教材探しから過去問の入手、スケジュール管理まで、すべて自分で行う必要があるため、時間がかかります。
通信講座や資格予備校の場合は300~400時間です。教材やカリキュラムが用意されており、講師に質問できるため、独学より効率的に進められます。
私自身、複数回受験しましたが、合格した年は約400時間勉強しました。落ちた年は、勉強時間が足りなかったというより、過去問の繰り返しが不十分でした。
独学と通信講座/資格予備校の違い
独学と通信講座、どちらを選ぶべきか。それぞれのメリット・デメリットを比較します。
独学のメリット・デメリット
独学のプロセス
- 宅建対策の教材を探す
- 参考書から実務知識や法律をインプット
- 過去問を入手する
- 疑問があればインターネットで調べる
- 自分で日々スケジュール管理を行う
メリット
- 費用が安い(テキスト+過去問で1万円程度)
- 自分のペースで進められる
- 型にハマれば効率的
デメリット
- 教材選びから全て自分で行う必要がある
- 質問できる相手がいない
- スケジュール管理が難しい
通信講座/資格予備校のメリット・デメリット
メリット
- 教材が全て用意されている
- 講師に質問できる
- カリキュラムに沿って進められる
デメリット
- 費用が高い(5~20万円)
- 決まった時間に受講する必要がある(通学の場合)
開始時期別の勉強スケジュール
宅建士試験は毎年10月の第3日曜日に実施されます(2026年は10月18日予定)。
いつから勉強を始めるかによって、1日の勉強時間が大きく変わります。
試験の1年前(11ヶ月前)から開始
【独学の場合】
- 総勉強時間:500時間
- 1ヶ月あたり:46時間
- 1週間あたり:11.5時間
- 1日あたり:1.5時間
【通信講座/資格予備校の場合】
- 総勉強時間:400時間
- 1ヶ月あたり:37時間
- 1週間あたり:9時間
- 1日あたり:1時間20分
1年前から始めれば、学業・仕事・プライベートを両立しながら、余裕を持って試験に挑めます。また、知識を定着させる時間も十分にあります。
通信講座や資格予備校の場合は決まったカリキュラムがあるのでスケジュール管理がしやすいですが、独学で進めるのであれば、休日にまとめて3~4時間勉強するなど工夫が必要です。
試験の半年前から開始
【独学の場合】
- 総勉強時間:500時間
- 1ヶ月あたり:84時間
- 1週間あたり:21時間
- 1日あたり:3時間
【通信講座/資格予備校の場合】
- 総勉強時間:400時間
- 1ヶ月あたり:67時間
- 1週間あたり:17時間
- 1日あたり:2時間30分
半年前から始めると、少しタイトなスケジュールになります。
独学だと1日3時間必要ですが、通勤時間や寝る前などスキマ時間にコツコツ勉強していけば確保できる時間です。
ただし、スケジュールが遅れ気味になると、後半で有給休暇を取ったり、休日を返上して勉強に費やす必要が出てきます。
試験の3ヶ月前から開始
【独学の場合】
- 総勉強時間:500時間
- 1ヶ月あたり:167時間
- 1週間あたり:42時間
- 1日あたり:6時間
【通信講座/資格予備校の場合】
- 総勉強時間:400時間
- 1ヶ月あたり:134時間
- 1週間あたり:34時間
- 1日あたり:5時間
短期集中でスケジュールを立てると、かなり時間に余裕がなくなります。休日はほぼ勉強に費やす必要があり、後半は有給休暇を取って勉強に励む必要も出てきます。
通信講座や資格予備校でも、カリキュラムだけでは知識の定着に結びつかないので、空いた時間で如何に勉強時間を増やすかが鍵となります。
宅建士試験の仕組みと合格ライン
宅建士試験で効率的に合格するには、試験の仕組みを理解することが不可欠です。
試験の出題範囲
宅建士試験は大きく3つの分野に分かれます。
出題範囲と配点
| 分野 | 問題数 | 内容 |
|---|---|---|
| 権利関係 | 14問 | 民法中心。詐欺・脅迫、第三者の保護など |
| 宅建業法 | 20問 | 契約行為、重要事項説明など。得点源 |
| 法令上の制限・税その他 | 16問 | 建築基準法、都市計画法、税法など |
合計50問です。
なお、5問免除については下記の記事で解説しています。
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合格ラインと合格率
合格ラインは毎年変動しますが、概ね36~38点で合格です。つまり、50問中36~38問正解すれば合格できます。
令和5年度の合格率
| 項目 | データ |
|---|---|
| 受験者数 | 233,276人 |
| 合格者数 | 40,025人 |
| 合格率 | 17.2% |
| 合格点 | 36点 |
合格率は約17%前後で推移しています。50問中36問正解(72%)すれば合格できるのに、合格率が低い――これが宅建士試験の実態です。
試験の難易度については下記の記事で解説しております。
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宅建士試験の難易度を徹底解説【2026年最新版】合格率・勉強時間・他資格との比較
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合格するための効率的な勉強方法
なぜ、72%正解すれば合格できるのに、合格率が17%なのか。それは、過去問からの出題と新規問題の割合にあります。
過去問の出題率
宅建士試験では、過去問からの出題が約70%、新規問題が約30%です。
つまり、合格ラインに達するには、過去問からの出題は全問正解が必須なのです。
私がこれに気づいたのは、ユーキャンの解答解説で自己採点をしたときです。
正答率が高い問題(過去問類似)が約6割、正答率が低い問題(新規・ひっかけ)が約4割ありました。ひっかけ問題があることで、かなり合格率が下がるのです。
具体的な勉強方法
合格するための3つのポイント
1. 過去問集10年分を3周する
過去問を3周することで、頻出テーマが見えてきます。1周目は理解重視、2周目は反復練習、3周目は本番対策です。
2. 選択肢全ての解説が掲載されている問題集を使う
宅建士試験は4択問題ですが、正解の選択肢だけでなく、間違いの選択肢がなぜ間違いなのかを理解することが重要です。
3. わからない問題はテキストで理解する
過去問の解説だけではわからない問題は、テキストに戻って理解します。業界初心者の方は、最初にテキストを1周読んでから過去問に取り組むと良いでしょう。
まとめ
この記事の重要ポイント
- 勉強時間は独学400~500時間、通信講座300~400時間
- 1年前から開始なら1日1.5時間、半年前なら3時間、3ヶ月前なら6時間
- 合格ラインは36~38点(72%正解)だが、合格率は17%
- 過去問からの出題が70%、新規問題が30%
- 過去問10年分を3周することが合格の鍵
宅建士試験は、正しい勉強方法で準備すれば必ず合格できます。2026年10月18日の試験での合格を目指しましょう!
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