こんな方におすすめ
- 一級建築士試験に一発合格している体験談ってホント?
- 一級建築士って一発合格できるほど簡単なの?
- 一級建築士の難易度と試験対策方法とは?
- 勉強方法と2年の重要性について知りたい!
- ズバリ!最短&高コスパの勉強方法は?
※申し訳ありませんが、意地でも1年で一発合格という方には不要な内容です。そんな簡単な試験ではありません。いかにコスパ含めて効率よく受かるかを当ブログでは紹介します。
一級建築士の難易度と試験対策方法
ズバリ、結論から申し上げますとある程度の勉強を行っただけで一級建築士試験に「一発合格」できるほどの難易度ではありません。
なぜ、一級建築士試験がなぜ一発合格が非常に難しい資格なのか解説していきましょう。
一級建築士試験は一発合格が難しい理由
一級建築士試験で一発合格が難しい理由
- 実施試験日が学科と製図のそれぞれ年に1回ずつしかないから
- 膨大な試験勉強時間のモチベーション維持が難しいから
- 試験範囲が広すぎるから
- 学科や製図の試験は専攻した授業・講義だけでは太刀打ちできないから
- 実務経験がある程度必要だから
一級建築士の難易度は別の記事でも少し解説していますが、残念ながら勉強を頑張ればある程度は一発で受かるという資格ではありません。
重要なこと
私がこれまで実際に大学時代の友人や仕事の仲間や先輩に会ってきた中で、一級建築士に一発で合格したという人は1人もいません。
とはいえ、一発で合格する人も中にはいるかもしれませんが、限りなく可能性は低いです。むしろ、その勉強方法だと後にリスクを生んでしまう危険すらあります。これは次の項で解説します。
一級建築士の試験は計画、環境設備、法規、構造、施工の5教科から構成され、試験範囲もかなり膨大です。
それに、教科ぞれぞれに合格ラインが設定され、総合点すらも合格ラインがあります。
合格には各科目をある程度得点しなければならず、総合点も高い点数を取る必要があるのです。
ココがポイント
一級建築士は簡単に一発合格はできないほど難しい。最短で合格するためにはある勉強方法をすることが効率的である。
一級建築士試験をストレートで合格する確率
(参考:公益財団法人建築技術教育普及センター 試験結果)
上記のグラフは直近の一級建築士試験結果を反映したものです。特に注目するべき点は総合合格率。総合合格率とは、学科・製図共に同じ年に受験して合格(ストレート合格率)を表したものです。
つまり、この表からストレートで合格しているのは全体のわずか1割にも満たない合格者であることが分かります。逆を言えば9割の受験者が学科・製図どちらかで不合格になっており、再受験しているということ。
ですが、あくまで合格率を数値化したものであるので、計画的に勉強を行っていけばストレートで合格でなくても資格取得できる試験です。
ココがポイント
一級建築士試験を一発合格できるのは全体のわずか1割程度しかいない。
一級建築士試験に合格した筆者の勉強方法
そんな難易度の高い一級建築士試験ですが、数年かけて実際に筆者も合格した資格です。難易度は高いですが、ゴールを設定して計画的に勉強を進めていけば合格できる試験でしょう。
ここからは実際に筆者が行った勉強方法やポイントをいくつかご紹介していきます。
過去問題から頻出する内容をマスターする
建築士試験の問題は過去問題から出題しているものが多く、「まずは過去問題から取り組む」と言われるほど重要視されています。
筆者自身通っていたN資格学校で分析してもらった内容を基に様々な記事で紹介していますが、今回はその過去問題を分析していく方法を紹介していきましょう。
まず、過去問のランクを3段階に分けます。
例えば、3は過去問からの頻出問題、2は過去問と類似・応用問題、1は過去問で出たことがない進出問題とします。
その構成割合を本試験で分析をして年度毎に整理しています。これは最近でも他の学校でも行われています。
3年以上見ていると見ているとわかるのですが、3はもちろん、2の問題をほぼ解けないと合格できない問題の難易度構成となっています。
ということは1が多いのです。これは毎年見たこともない問題で、なかなかプレッシャーです。
いざ、本番の試験で見たこともない問題を見ると、自分は本当に合格できるのかという不安に駆られてしまいます。
上記の内容を知っていることで「この問題は捨てていい、これを取れればいい」と試験を優位に進めることができます。
ココがポイント
試験の問題には出題頻度の割合がほぼ決まっている。そのことを知りながら勉強すると、いかに過去問が大切かが分かり、覚えるポイントなどが明確になる。
一級建築士試験2年がかりで合格できる計画をたてる
一級建築士の勉強方法は別の記事でも書いていますが、ここでは学科、製図と全体を通して解説します。
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冒頭でも解説しましたが、一級建築士の試験範囲はかなり膨大です。基礎を固めるだけでもかなりの時間がかかります。
○そこで私が推奨する勉強方法はこちら
1年目:通信講座で基礎をガッチリ固めて本試験を解く力を養う。
2年目:資格学校に通い、あらゆる応用問題に対応できる力をつける。また、情報を収集する
理想はこれを1年でやることですが、その環境を提供してくれるところがありません。みなさんの中には二級建築士から受けずに、一級建築士をいきなり取得する方も多いと思います。これは受験資格の改定の影響も大きいと思います。
もし、仮に一発合格を目指そうとすると基礎知識があやふやなまま応用問題の力をつけていき、その途中で混乱が生じます。
基礎知識は100%必要で確実なものにしないと、試験の合格は難しいでしょう。そして、来年また基礎から勉強して。。。。
その繰り返しで結果的に何年もかかってしまうというのが最短から外れる要因です。社会人になるとよく耳にしますが、一級建築士を何年かけても受からない人がいますが、その原因も大きく関係しているでしょう。
何年も100万円以上する資格学校に通ってたら何百万円、何千万円と飛んでいきますからね。
以上が2年かかる最短の合格勉強法とその理由です。
一級建築士試験を2年で合格できる勉強法
上記の内容を踏まえた上で最短&高コスパの勉強方法を解説します。
推奨方法
1年目は通信講座を受ける。2年目は資格学校に通う
1年目:通信講座を受ける
1年目は通信講座を受講して一級建築士試験の概要や学科対策を行っていきましょう。
「え、通信講座で学科試験突破できるの?」と思うかもしれませんが、通信講座を受講しておくことで以下のようなメリットがあります。
①通信講座のメリットを生かして勉強できる
これらのメリットの詳細は下記の記事で解説していますので、ご参考ください。ざっくりいえば融通が効くということです。
②費用を抑えることができる
あなたがもし、数百万の資産があり資格学校に全然支払えるということなら別です。しかし、多くの方はそうでないと思います。
資格学校は通学講座を選ぶと1年に100万円程度の学費が発生します。そのリスクはとても大きいと考えています。
なぜなら、一発合格できなかった時(ケアレスミスやマークミスなども)に次年度に通う予算に影響が出るからです。
推奨方法
学科試験合格を目指し、通信講座で対策を行おう
2年目:資格学校に通う
1年目で学科試験に合格できたら、次は資格学校に通い、製図試験合格を目指しましょう。
資格学校では通信講座では得にくいオプション講座とテストの繰り返しの学習が強みとしてあります。
これは通信講座ではなかなか無いものになるので、応用学力を上げるのに大切になります。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、通学講座はこのように忙しいので基礎知識を固める時間があまり無いのです。
また、製図試験は資格学校に通わないと非常に難しい試験です。
ちなみに学科とセットで受講すると割安になる学校が多いです。
以上のことから、筆者は1年目に通信講座、2年目に通学講座を受講することが最短合格ルートと考えます。
一級建築士試験に合格するなら「スタディング」を利用しよう
通信講座を下記の記事で詳細に比較していますが、「スタディング」は別格で高クオリティの通信講座です。
それは大手資格学校並みの情報力です。そして、いつでも質の高い講義を受けることが可能なので、忙しい社会人の見方です。
基礎を固めて合格する力を付けるなら一択!スタディングを選ぶ理由については下記の記事で解説しておきます。
【2024年最新】スタディング一級建築士講座の口コミや評判を紹介
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他の通信は資格学校で通えない生徒のために用意していますが、スタディングは通信専門に行っていますので、サポートも充実しています。
通学講座の資格学校ですが、大手の2社が情報戦では別格です。業界のグレーな部分ですが、なぜか的中率が高いです。そんなこともあり、通学もしておくことをお勧めします。
【2024年最新】一級建築士通信講座11選と合格する勉強法を解説
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