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【2026年最新版】建築設計を辞めたいと思ったら読む完全ガイド|転職判断の3つの基準と成功への7ステップ

この記事でわかること

建築設計の仕事を辞めたいと思っている、あなたは決して一人ではありません。長時間労働、締切に追われる日々、思うように評価されない給与、クライアントとのトラブル対応―建築設計職特有の厳しい労働環境に疲弊し、転職を考える人は年々増加しています。

 

筆者自身も大手ハウスメーカーの設計職として働いていた時期、毎日深夜までの残業、休日出勤の連続、顧客対応と現場トラブルの板挟みという過酷な日々を経験し、「このまま続けられるのか」と何度も自問自答しました。そして最終的に転職を決断し、現在は大手インフラ企業の建築職として、ワークライフバランスを保ちながら働いています。

 

しかし、「辞めたい」と思うことと「実際に辞めるべきかどうか」は別問題です。感情的に転職を決めてしまうと、後悔する可能性もあります。この記事では、建築設計を辞めたいと思ったときに冷静に判断するための3つの基準、転職を成功させるための7ステップ、そして筆者の実体験に基づく具体的なアドバイスを完全解説します。

 

筆者の経歴

  • 大手ハウスメーカー設計職(営業・施工管理・設計を経験)
  • 大手インフラ企業建築職へ転職(年収+150万円、残業80h→10h)
  • 一級建築士・宅建士・1級施工管理技士保有

建築設計を辞めたいと思う人が急増している背景【2026年最新】

建築設計業界では、「辞めたい」と考える人が年々増加しています。その背景には、業界特有の構造的な問題があります。

 

建築設計業界の現状

建築設計業界は現在、深刻な人手不足に直面しています。帝国データバンクが公開している「人手不足倒産の動向調査」によると、人手不足によって倒産している企業のうち28.9%を建設業が占めており、年々倒産数も増加しています。

 

一方で、この人手不足は「売り手市場」を意味しており、転職希望者にとっては有利な状況でもあります。経験者はもちろん、設計補助レベルの未経験者でも、育成前提で転職採用されるケースが増えているのです。

 

しかし、人手不足の背景には離職率の高さがあり、その原因こそが「辞めたい」と思う人の増加につながっています。

建築設計職が抱える5大課題

1. 長時間労働・過重労働

建築設計職の最大の課題は、圧倒的な労働時間の長さです。特に設計事務所やハウスメーカーでは、締切に追われる毎日が続きます。

業種平均残業時間(月)休日出勤頻度
アトリエ系設計事務所80~120時間月2~4回
組織設計事務所60~100時間月1~3回
ハウスメーカー設計職70~100時間月2~4回(土日対応)
ゼネコン設計部50~80時間月1~2回

筆者がハウスメーカーで働いていた時期、平均残業時間は月80時間を超え、繁忙期には100時間を超えることもありました。「打ち合わせ準備をしたいのに、現場からのトラブル対応電話が鳴り止まない」という日々が続き、心身ともに疲弊していきました。

2. 給与が労働に見合わない

長時間労働にもかかわらず、給与が見合っていないと感じる人が多いのも建築設計職の特徴です。

業種別平均年収(2026年最新)

業種20代30代40代50代
アトリエ系設計事務所300~400万円400~550万円550~700万円700~850万円
組織設計事務所350~450万円500~700万円700~900万円900~1,200万円
ハウスメーカー設計400~500万円550~700万円700~900万円900~1,100万円
ゼネコン設計部450~550万円650~850万円850~1,100万円1,100~1,500万円

特にアトリエ系設計事務所や中小の組織設計事務所では、20代で年収300万円台、30代でも400万円台というケースが珍しくありません。月80~100時間の残業をしても、時給換算すると最低賃金を下回ることもあるのです。

3. 創造性を発揮できない

「建築設計」と聞くと、創造性を発揮してデザインする仕事というイメージがありますが、実際には設計業務の大半がCADやBIMソフトによる図面作成、法規チェック、各種調整業務です。

特に若手のうちは、先輩のアシスタント業務や図面修正が中心となり、自分のアイデアを形にする機会はほとんどありません。「建築をやりたくて入ったのに、単なるCADオペレーターになっている」と感じる人が多いのです。

4. クライアント・関係者との調整ストレス

建築設計は、クライアント、施工会社、構造設計者、設備設計者、行政など、多数の関係者との調整が必要な仕事です。

それぞれの立場や要望が異なるため、板挟みになることが頻繁にあります。特にハウスメーカーでは、営業が無理な契約をしてきて設計が尻拭いをする、という構図も少なくありません。

筆者も、「営業が約束した納期が物理的に不可能」「施工から図面の不備を指摘され顧客に謝罪」といった理不尽な状況に何度も直面しました。

5. 階層構造による若手の意見の通りにくさ

建築設計業界は、伝統的な徒弟制度の名残があり、階層構造が明確です。若手の意見が通りにくく、上司や先輩の指示に従うことが求められます。

自分のアイデアを提案しても「まだ早い」「経験を積んでから」と言われ、モチベーションを失う若手建築士も多いのです。

 

なぜネットで「建築設計はやめとけ」と言われるのか

ネット上では「建築設計はやめとけ」という意見が目立ちます。その理由は以下の通りです。

「やめとけ」と言われる7つの理由

  1. 労働時間が異常に長い(月80~120時間残業)
  2. 給与が労働に見合わない(時給換算で最低賃金レベル)
  3. 休日が少ない(土日も打ち合わせ・現場対応)
  4. 資格取得の勉強時間が取れない(激務で勉強どころではない)
  5. 責任が重い(設計ミスは事故につながる)
  6. クライアント対応のストレス(理不尽な要求、クレーム対応)
  7. キャリアアップが見えにくい(独立しない限り年収上限が低い)

ただし、これらはすべての建築設計職に当てはまるわけではありません。大手ゼネコンやインフラ企業の設計部門、公務員の営繕職などでは、比較的ホワイトな労働環境も存在します。

 

建築設計を辞めるべきか判断する3つの基準

「辞めたい」と思ったとき、感情だけで決断するのは危険です。以下の3つの基準で冷静に判断しましょう。

 

基準1:現在の仕事内容に満足しているか

まず、仕事の内容そのものに満足しているかを考えてみましょう。

満足度チェックリスト

質問YESNO
やりたかった建築設計の仕事ができているか
スキルアップを実感できているか
担当する案件に興味・やりがいを感じるか
自分のアイデアを活かせる機会があるか
上司・先輩から適切な指導を受けられるか

YESが3つ以上あれば、仕事内容自体には満足している可能性が高いです。その場合、問題は労働環境や給与にあるかもしれません。

逆にYESが2つ以下の場合、仕事内容自体に不満がある可能性があります。この場合、同じ建築設計でも別の分野(住宅→商業施設、意匠→構造など)に転職することで解決するかもしれません。

筆者の場合

筆者は、仕事内容には一定の満足感がありました。住宅設計は顧客の人生に関わる責任ある仕事で、やりがいも感じていました。しかし、「やりたい仕事ではあるが、正当な評価もされず、心身が疲弊する環境」であることが問題でした。

そのため、建築設計職を完全に辞めるのではなく、より良い労働環境で建築に関わる道を選びました。

 

基準2:給与と今後の昇給に満足できているか

給与は、転職を考える最も大きな理由の一つです。

給与満足度チェックリスト

質問YESNO
現在の年収は業界平均以上か
残業代は全額支給されているか
賞与は年3ヶ月分以上あるか
資格手当は十分か(一級建築士月2万円以上)
5年後・10年後の年収イメージが持てるか
上司の年収を聞いて満足できるか

YESが3つ以下の場合、給与に不満がある可能性が高いです。

特に重要なのは「5年後・10年後の年収イメージ」です。筆者も、上司や先輩の年収を聞いて、「このまま続けても年収500万円台が限界」と知り、転職を決意しました。

給与は自分で変えられない会社の構造

重要なポイントは、給与体系は自分の努力では変えられないということです。いくら成績を上げても、会社の給与体系が低ければ、大幅な昇給は望めません。

逆に、給与体系の良い会社に転職すれば、同じ仕事をしていても年収が100万円、200万円と変わることもあるのです。

 

基準3:社内の人間関係は良好か

人間関係は、仕事を続ける上で極めて重要な要素です。

人間関係チェックリスト

質問YESNO
上司・先輩と良好な関係を築けているか
同僚とチームワークが取れているか
困ったときに相談できる人がいるか
パワハラ・セクハラはないか
社風・企業文化に馴染めているか
有給休暇を取りやすい雰囲気か

YESが4つ以上あれば、人間関係は良好と言えます。

人間関係が良好であれば、多少の激務も乗り越えられることがあります。逆に、人間関係が悪い場合、どれだけ給与が良くても精神的に追い詰められます。

筆者の場合

筆者は、ハウスメーカー時代、人間関係は比較的良好でした。この点が、転職を踏みとどまらせる要因でもありました。しかし、「人間関係が良い」だけで、労働環境の悪さや給与の低さを我慢し続けることはできませんでした。

 

3つの基準による転職判断

転職を真剣に検討すべきケース

  • 3つの基準のうち2つ以上に不満がある場合
  • 特に「給与」と「人間関係」の両方に不満がある場合
  • 心身の健康に支障をきたしている場合

もう少し様子を見てもよいケース

  • 3つの基準のうち1つだけに不満がある場合
  • 入社1年未満で、まだ業務に慣れていない可能性がある場合
  • 部署異動や配置転換で改善する可能性がある場合

 

建築設計を辞めたいと思ったときの5つの対処法

転職を決断する前に、まず試すべき5つの対処法があります。

対処法1:信頼できる人に相談する

一人で悩んでいると、冷静な判断ができなくなります。信頼できる人に相談することで、自分の考えが整理され、新たな気づきが得られることがあります。

相談すべき人

相談相手メリット注意点
家族本音で話せる、長期的視点でアドバイス心配されすぎる可能性
友人(他業種)客観的な視点、新たな気づき業界事情を理解していない
同業他社の知人業界の実情を共有できる情報が漏れるリスク
社内の他部署の先輩社内事情に精通、現実的アドバイス社内に情報が広がる可能性
転職エージェントプロの視点、客観的な市場価値評価転職を勧められる

筆者は、家族、大学の友人、そして転職エージェントに相談しました。特に転職エージェントからは、「あなたの経験なら年収600万円以上は十分狙える」と言われ、転職への決意が固まりました。

対処法2:徹底的に休む

「辞めたい」と思う背景に、極度の疲労がある場合があります。まずは徹底的に休むことが重要です。

休息の取り方

  • 有給休暇を使う:連続3日以上の休暇を取る
  • 何もしない日を作る:予定を入れず、完全オフの日を作る
  • SNSから離れる:他人と比較してストレスを感じないように
  • 好きなことをする:読書、温泉、趣味など、心から楽しめることをする

筆者は、月1回は有給を取って岩盤浴に行き、一人の時間を楽しむようにしていました。「何もしない」ことに罪悪感を持たず、心身をリセットすることが重要です。

対処法3:部署異動・配置転換を打診する

同じ会社でも、部署が変われば労働環境や人間関係が大きく変わることがあります。

異動によって改善する可能性がある問題

  • 上司との人間関係
  • 担当業務の内容
  • 残業時間
  • プロジェクトの種類

筆者の同期には、設計部から営繕部に異動し、残業が大幅に減って働きやすくなった人もいました。転職前に、社内での異動可能性を探ることも一つの方法です。

対処法4:キャリアカウンセリングを受ける

自分の適性やキャリアの方向性が見えないときは、プロのキャリアカウンセラーに相談するのも有効です。

キャリアカウンセリングで得られること

  • 自分の強み・弱みの客観的な分析
  • 適性のある職種・業種の提案
  • キャリアプランの設計
  • 転職市場での自分の価値

有料のキャリアカウンセリングサービスもありますが、多くの転職エージェントは無料でキャリア相談に乗ってくれます。

対処法5:副業や資格取得でスキルを広げる

転職するにしても、現職を続けるにしても、スキルを広げておくことは重要です。

建築設計職におすすめのスキルアップ

スキル効果取得方法
BIM(Revit等)需要急増、年収アップオンライン講座、実務
構造設計希少性高い、高年収資格学校、実務経験
設備設計需要安定、高年収資格学校、実務経験
宅建士不動産業界への転職に有利独学3~6ヶ月
施工管理技士施工側への転職に有利実務経験+資格取得

筆者も、ハウスメーカー在職中に宅建士と1級施工管理技士を取得し、転職の選択肢を広げました。

 

 

建築設計から転職する7ステップ

転職を決断したら、以下の7ステップで計画的に進めましょう。

ステップ1:転職理由を明確にする

まず、なぜ転職したいのかを明確にします。これは面接でも必ず聞かれる質問です。

ネガティブ理由→ポジティブ変換

転職理由はネガティブなものが多いですが、面接ではポジティブに言い換える必要があります。

ネガティブ理由ポジティブ変換
残業が多すぎるワークライフバランスを重視し、長期的に貢献したい
給料が低い実績を適正に評価してもらえる環境で成長したい
上司と合わないチームワークを大切にする職場で働きたい
仕事がつまらないより専門性の高い/大規模なプロジェクトに挑戦したい
会社の将来性に不安成長性のある企業で長期的なキャリアを築きたい

ステップ2:転職の軸を決める

転職で何を最優先するのかを明確にします。

転職の軸の例

具体例
年収年収600万円以上
労働時間月残業30時間以内
勤務地東京23区内、転勤なし
業務内容商業施設の意匠設計
企業規模従業員1,000名以上の安定企業
福利厚生住宅手当・資格手当充実

すべてを満たす企業を見つけるのは困難です。優先順位をつけ、「これだけは譲れない」という軸を2~3つ決めましょう。

ステップ3:自己分析・市場価値の把握

自分の経験・スキルを整理し、転職市場での価値を把握します。

自己分析シート

項目内容
実務経験年数例:設計職5年
担当した建物用途例:戸建住宅、集合住宅
使用ソフト例:AutoCAD、Revit、SketchUp
保有資格例:一級建築士、宅建士
マネジメント経験例:後輩指導2名、プロジェクトリーダー経験
強み例:顧客折衝力、調整力

転職エージェントに登録すると、市場価値を客観的に評価してもらえます。

ステップ4:情報収集・求人検索

転職サイト・エージェントを活用して情報収集します。

おすすめ転職サイト・エージェント(建築設計特化)

サービス名特徴おすすめ度
ビルドジョブ建設業界特化、内定率77%★★★★★
ガウディキャリア建築技術者特化、キャリア伴走型★★★★★
RSG建設転職年収UP率99.4%、平均1.2~1.5倍UP★★★★★
建設・設備求人データベース求人数44,000件以上★★★★☆

おすすめ転職サイト・エージェント(大手総合型)

サービス名特徴おすすめ度
リクルートエージェント求人数最多、業界知識豊富★★★★★
dodaエージェント機能充実★★★★★
マイナビ転職20~30代向け★★★★☆
ビズリーチハイクラス転職(年収600万円以上)★★★★☆

複数のサイト・エージェントに登録し、幅広く情報収集することをお勧めします。

ステップ5:応募書類の作成

履歴書・職務経歴書を作成します。

職務経歴書のポイント

  • 実績を数字で示す:「〇〇棟の住宅設計を担当」「予算〇〇億円の案件をリーダーとして完遂」
  • 使用ソフトを明記:AutoCAD、Revit、SketchUp、Vectorworks等
  • 保有資格を強調:一級建築士、宅建士、施工管理技士等
  • マネジメント経験:部下指導、プロジェクト管理経験
  • 強みをアピール:顧客折衝力、調整力、問題解決能力等

エージェントを利用すれば、書類添削サービスを受けられます。

ステップ6:面接対策

面接では、以下のポイントが重視されます。

面接でよく聞かれる質問

質問ポイント
転職理由ネガティブな言い方を避け、ポジティブに
志望動機企業研究をしっかり行い、具体的に
実務経験具体的な実績を数字で
強み・弱み建築設計職に活かせる強みを
5年後のビジョンキャリアプランを明確に

エージェントの模擬面接サービスを活用し、十分な準備をしましょう。

ステップ7:内定・退職交渉

内定が出たら、条件交渉と退職手続きを進めます。

条件交渉のポイント

  • 年収:希望額を明確に伝える
  • 入社日:現職の引継ぎ期間を考慮
  • 勤務地:転勤の有無を確認
  • 試用期間:期間と条件を確認

円満退職のコツ

  • 退職の2~3ヶ月前に上司に伝える
  • 引継ぎを丁寧に行う
  • 不満を口にしない
  • 最後まで誠実に業務を行う

建築業界のホワイト企業への転職方法と見分け方は、こちらで詳しく解説しています。

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建築設計からのおすすめ転職先7選

建築設計の経験を活かせる転職先を7つ紹介します。

1. 大手ゼネコン・組織設計事務所

メリット

  • 大規模プロジェクトに携われる
  • 福利厚生充実
  • 高年収(年収700~1,200万円)

デメリット

  • 競争率が高い
  • 転勤の可能性

2. インフラ企業(鉄道・電力等)

メリット

  • 安定性抜群
  • ワークライフバランス良好
  • 福利厚生充実

デメリット

  • 住宅設計の機会は少ない
  • 年収上限は800~900万円程度

筆者の転職先がこれに該当します。

3. 不動産デベロッパー

メリット

  • 高年収(年収800~1,500万円)
  • 大規模開発に携われる

デメリット

  • 繁忙期は激務
  • 調整業務が多い

4. 公務員(営繕職・建築職)

メリット

  • 雇用安定
  • ワークライフバランス良好
  • 福利厚生充実

デメリット

  • 年収上限は800~900万円
  • 設計よりも審査・管理業務が多い

5. 建設コンサルタント

メリット

  • 多様なプロジェクト経験
  • 専門性を深められる

デメリット

  • プロジェクト次第で忙しさが変動

6. BIM関連企業

メリット

  • 需要急増中
  • 高年収が期待できる

デメリット

  • BIMスキルが必須

7. 異業種(不動産営業、建材メーカー等)

メリット

  • 建築知識を活かせる
  • 労働環境が改善することが多い

デメリット

  • 設計業務からは離れる

 

筆者の転職成功体験談

筆者の転職体験を詳しく紹介します。

転職前の状況

  • 業種:大手ハウスメーカー
  • 職種:設計職(営業・施工管理も経験)
  • 年収:約550万円
  • 残業時間:月80時間(繁忙期100時間超)
  • 休日:月6日程度(土日出勤多数)

転職のきっかけ

入社3年目頃から、「このまま続けられるのか」と悩み始めました。決定的だったのは、上司の給与を聞いたことです。

40代の上司で年収650万円と知り、「あと15年働いても年収700万円に届かない」と絶望しました。

転職活動

  • 期間:3ヶ月
  • 応募社数:15社
  • 面接社数:10社
  • 内定社数:3社

転職エージェント3社に登録し、効率的に進めました。

転職後の状況

  • 業種:大手インフラ企業(鉄道系)
  • 職種:建築職(駅舎・駅ビル建築・改修)
  • 年収:約700万円(+150万円)
  • 残業時間:月10時間以下(-70時間)
  • 休日:完全週休2日制(年間休日125日)

満足している点

  1. ワークライフバランス:残業が激減し、家族との時間が増えた
  2. 安定性:大手インフラ企業の安定感
  3. 社会貢献:公共交通インフラに携わる意義

後悔・妥協点

  1. 住宅設計機会の減少
  2. 顧客との直接関わりの減少
  3. 設計より管理業務が多い

しかし、これらの妥協点を上回るメリットがあり、転職して本当に良かったと感じています。

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 建築設計を辞めたいと思うのは甘えですか?

A. 甘えではありません。長時間労働、低賃金、過重なストレスは客観的な問題です。

心身の健康を守ることは最優先事項です。ただし、感情的に判断せず、冷静に転職すべきかを判断することが重要です。

Q2. 建築設計から異業種への転職は可能ですか?

A. 可能です。建築設計で培った以下のスキルは他業種でも評価されます。

  • プロジェクト管理能力
  • 調整力・折衝力
  • 問題解決能力
  • 専門知識

Q3. 転職するベストなタイミングはいつですか?

A. 一般的に以下のタイミングが良いとされています。

  • 1~3月:年度末で求人が増える
  • 経験年数3年以上:実務経験がアピールできる
  • 資格取得後:一級建築士等の資格があると有利

Q4. 在職中と退職後、どちらで転職活動すべきですか?

A. 在職中の転職活動を強く推奨します。

理由:

  • 収入が途切れない
  • 精神的余裕がある
  • 交渉が有利

Q5. 建築設計から公務員への転職は可能ですか?

A. 可能です。社会人経験者採用枠を活用しましょう。

  • 年齢制限:30~59歳(自治体により異なる)
  • 実務経験:3~5年以上
  • 資格:一級建築士があると有利

Q6. 転職で年収は上がりますか?

A. 適切な転職先を選べば、年収アップは十分可能です。

筆者は年収+150万円を実現しました。建築設計特化の転職エージェント「RSG建設転職」では、年収UP率99.4%、平均1.2~1.5倍UPの実績があります。

Q7. 転職エージェントは使うべきですか?

A. 使うべきです。特に初めての転職の場合、エージェントのサポートは非常に有効です。

エージェントのメリット

  • 非公開求人の紹介
  • 書類添削・面接対策
  • 年収交渉代行
  • スケジュール調整

複数のエージェントに登録し、比較検討することをお勧めします。

 

まとめ

建築設計を辞めたいと思ったときに重要なポイントをまとめます。

この記事の重要ポイント

  1. 辞めたいと思うのは自然なこと
    • 建築設計業界の長時間労働・低賃金は構造的問題
    • 心身の健康を守ることが最優先
  2. 3つの基準で冷静に判断
    • 仕事内容の満足度
    • 給与・昇給の満足度
    • 人間関係の満足度
    • 2つ以上に不満がある場合、転職を真剣に検討
  3. 転職前に試すべき5つの対処法
    • 信頼できる人に相談
    • 徹底的に休む
    • 部署異動を打診
    • キャリアカウンセリング
    • 副業・資格取得でスキルアップ
  4. 転職は7ステップで計画的に
    • 転職理由の明確化
    • 転職の軸を決める
    • 自己分析・市場価値把握
    • 情報収集・求人検索
    • 応募書類作成
    • 面接対策
    • 内定・退職交渉
  5. おすすめ転職先7選
    • ゼネコン・組織設計事務所
    • インフラ企業
    • デベロッパー
    • 公務員
    • 建設コンサル
    • BIM関連企業
    • 異業種
  6. 転職で年収アップは可能
    • 筆者は年収+150万円を実現
    • 適切な転職先選びが重要
  7. 転職エージェントを活用
    • 建築設計特化型を優先
    • 複数登録して比較

今すぐ始められる3つのアクション

  1. 転職エージェントに登録
    • ビルドジョブ、ガウディキャリア、RSG建設転職等
  2. 自己分析シートを作成
    • 経験・スキル・資格を整理
  3. 信頼できる人に相談
    • 家族、友人、先輩等

建築設計を辞めたいと思うことは、決して甘えではありません。自分の人生を大切にし、より良い環境で働くために行動することは、むしろ勇気ある選択です。

この記事が、あなたのキャリアの転機となり、より良い未来を掴むきっかけとなれば幸いです。

頑張ってください!

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  • この記事を書いた人

ネックス

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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