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建築資格メソッド

【2026年最新版】1級建築施工管理技士になるには?完全ロードマップ!仕事内容・年収・受験資格から合格まで徹底解説

 

こんな方におすすめ

  • 1級建築施工管理技士って、具体的にどんな資格?
  • どうすればなれるの?
  • 勉強方法は?

建設業界で働く方なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 

1級建築施工管理技士は、建設業界で最も重要な国家資格の一つです。この資格があれば、規模や請負金額に関係なく、あらゆる建築工事の現場で監理技術者として活躍できます。年間約4万人が受験する人気資格ですが、受験資格のハードルが高く、試験も決して簡単ではありません。

 

でも安心してください。正しい方法で準備すれば、高学歴でなくても、資格学校に通わなくても、必ず合格できます。実際、私自身も独学(第二次検定のみ添削サービス利用)で一発合格しました。木造戸建て住宅の経験しかなくてもです。

 

この記事では、1級建築施工管理技士試験一発合格した筆者が、資格の概要から受験資格、効果的な勉強方法、そして合格までの完全ロードマップを、2026年最新の情報と実体験をもとに徹底解説します。

筆者の経歴

  • 1級建築施工管理技士一発合格
  • 一級建築士・宅建士も保有
  • 大手ハウスメーカーで施工管理経験
  • 木造戸建て住宅の経験のみで合格
たくや
この記事を読めば、1級建築施工管理技士になるための全体像が明確になり、最短距離で資格取得を目指せます。

 

1級建築施工管理技士とは?何ができるのか

1級建築施工管理技士は、建設業法第27条に基づき、国土交通大臣が指定する機関が実施する国家資格です。この資格を持っていると、建設業界でのキャリアが大きく変わります。

 

私自身、資格取得前と後では、任される仕事の規模も、社内での評価も、そして年収も、すべてが変わりました。

 

最初に1級建築施工管理技士の資格を取ろうと思ったきっかけは、先輩から「この資格がないと、いつまでも見習いだよ」と言われたことでした。確かに、資格がない状態では、どれだけ現場で頑張っても、正式な監理技術者にはなれません。公共工事の入札でも評価されませんし、会社にとっても「有資格者」としてカウントされないんです。

 

この資格の最大の特徴は、請負金額や建築物の規模に制限なく、あらゆる建築工事の監理技術者になれることです。これは、建設業界で働く上で、計り知れない価値があります。

 

1級建築施工管理技士の主な役割

1級建築施工管理技士は、建設現場において非常に重要な役割を担います。単なる「現場監督」ではなく、工事全体を統括するリーダーです。

主な役割

役割 内容
監理技術者 請負金額4,000万円以上(建築一式工事は6,000万円以上)の工事で配置義務
主任技術者 すべての建設工事で配置可能
専任の技術者 営業所に常駐し、建設業許可の要件

私が最初に監理技術者として現場を任されたときは、正直「本当に自分にできるのか...」と不安でした。でも、資格を取得する過程で学んだ知識と、それまでの現場経験が結びついて、徐々に自信がついていきました。

監理技術者の仕事は、施工の技術的な面だけではありません。安全管理、品質管理、工程管理、そして協力業者との調整など、工事全体をマネジメントする必要があります。高層マンションやショッピングモール、公共施設など、大規模な建築物の現場で、多くの職人さんや協力会社をまとめ上げ、安全に、高品質に、そして予定通りに建物を完成させる――これが1級建築施工管理技士の使命です。

 

1級建築施工管理技士の5つのメリット

「資格を取って、本当にメリットあるの?」――正直、私も最初はそう思っていました。勉強時間を確保するのは大変だし、試験も難しそうだし。でも、実際に資格を取得してみて、「こんなにメリットがあるのか!」と驚きました。

ここでは、私が実際に感じた5つの大きなメリットを紹介します。

 

メリット1:できる仕事の幅が劇的に広がる

1級建築施工管理技士でなければできない仕事は、想像以上に多いです。資格がないと、どれだけ経験を積んでも、正式な監理技術者にはなれません。

私が資格を取得する前は、木造戸建て住宅の現場ばかりでした。でも資格取得後、会社から「次は鉄筋コンクリート造のマンション現場を任せたい」と言われたときは、正直ビビりました(笑)。でも、それだけ信頼されているということですし、キャリアの幅が一気に広がった瞬間でもありました。

特に重要なのは、建設業法で定められた設置義務です。一定規模以上の工事では、必ず1級建築施工管理技士(または一級建築士)を監理技術者として配置しなければなりません。つまり、会社にとって「絶対に必要な人材」になれるんです。

できる仕事の例

  • 高層マンションの施工管理
  • ショッピングモールの施工管理
  • 学校や病院などの公共施設の施工管理
  • 大規模オフィスビルの施工管理
  • 工場やプラントの施工管理

メリット2:転職市場での価値が圧倒的に高い

1級建築施工管理技士の求人数は、本当に多いです。試しに転職サイトで検索してみてください。おそらく、数百件以上の求人がヒットするはずです。

私が驚いたのは、大手ゼネコンからの求人も多いことです。「中途採用でも大手に行けるんだ...」と知ったときは、資格を取る大きなモチベーションになりました。

建設業界は慢性的な人手不足です。特に、有資格者は常に不足しています。公共工事の入札では、有資格者の数が企業の評価点に直結するため、企業は1級建築施工管理技士を常に求めているんです。

転職市場での強み

  • 大手ゼネコンへの転職が可能
  • 地方でも全国どこでも求人がある
  • 未経験の分野でも挑戦しやすい
  • 年齢が高くても需要がある

メリット3:社内評価が大幅に上がる

資格を取得したとき、上司から「よく頑張ったな。これで正式に監理技術者として登録できる」と言われました。それまで、どれだけ現場で頑張っても、「見習い」扱いだったんです。

でも、資格を取得してからは、任される現場の規模が大きくなり、責任も増えました。その分、やりがいも大きくなりましたし、何より会社からの評価が目に見えて変わりました。

特に公共工事では、有資格者の数が入札の評価に影響します。だから、会社にとって1級建築施工管理技士は「貴重な戦力」なんです。昇格の条件に資格取得を設定している会社も多いですよね。

メリット4:年収が大幅にアップする

これは多くの人が気になるポイントだと思います。正直に言いますが、1級建築施工管理技士を取得すると、年収は確実に上がります。

年収アップの方法

方法 内容 金額目安
資格手当 月額の資格手当 月2~5万円
一時金 資格取得時の一時金 10~50万円
昇給・昇格 資格保有者の優遇 年収+50~150万円
転職 資格を活かした転職 年収+100~300万円

私の場合、資格手当が月3万円つきました。年間36万円です。資格取得にかかった費用(独学+添削サービスで約5万円)を考えても、1年で十分に元が取れました。

さらに、資格取得から1年後には昇格もできて、基本給も上がりました。合計すると、資格取得前と比べて年収が約100万円アップしました。これは、私の人生を大きく変える出来事でした。

メリット5:監理技術者になれる

監理技術者は、請負金額4,000万円以上(建築一式工事は6,000万円以上)の工事現場に配置が義務付けられています。この監理技術者になれるのは、1級建築施工管理技士または一級建築士だけです。

監理技術者になるには、資格取得後に「監理技術者講習」(約10,000円)を受講すれば、すぐに認定されます。この講習は1日で終わるので、非常に簡単です。

監理技術者になると、大規模な現場を任されるチャンスが増えます。責任は重いですが、その分、達成感も大きいです。自分が管理した現場が、何十年も残る建物になるって、本当に誇らしいことですよね。

 

1級建築施工管理技士になる3つのステップ

では、具体的にどうすれば1級建築施工管理技士になれるのか。全体の流れを3つのステップで解説します。

私が資格を取得するとき、最初は「どこから手をつければいいのか全くわからない...」という状態でした。でも、全体像を理解してから勉強を始めると、スムーズに進められました。

ステップ1:受験資格を満たす

1級建築施工管理技士試験は、誰でも受けられるわけではありません。学歴と実務経験の組み合わせで受験資格が決まります。

これが、他の国家資格と大きく違うポイントです。宅建士や簿記のように「誰でも受験できる」資格ではありません。だからこそ、受験できるだけでも価値があるんです。

受験資格の例(第一次検定)

学歴 実務経験年数
大学・高専(指定学科)卒業 卒業後3年以上
大学・高専(指定学科以外)卒業 卒業後4年6ヶ月以上
短大・高専(指定学科)卒業 卒業後5年以上
高校(指定学科)卒業 卒業後10年以上
高校(指定学科以外)卒業 卒業後11年6ヶ月以上
その他 15年以上

ここで注意が必要なのは、「指定学科」かどうかです。建築学科、土木学科、建築設備学科などが指定学科に該当します。私は建築学科卒だったので、卒業後3年で受験できました。

1級建築施工管理技士試験の実務経験や受験資格の詳細は、こちらをご参照ください。

【2026年】1級建築施工管理技士試験で必要な実務経験や受験資格

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また、2級建築施工管理技士を取得している場合は、実務経験年数が短縮されるケースもあります。詳しくは、試験実施機関のホームページで確認しましょう。

 

ステップ2:第一次検定に合格する

第一次検定は、四肢択一のマークシート方式です。2021年度の制度改正で、「学科試験」から「第一次検定」に名称が変わりました。

第一次検定の概要(2026年度)

項目 内容
試験日 2026年6月第2日曜日(予定)
試験時間 午前:2時間30分、午後:2時間
出題数 72問
解答数 60問
合格基準 60%以上の得点率(36問以上正解)

試験科目は、建築学等、施工管理法、法規の3つです。出題範囲が非常に広いので、効率的な勉強が必要です。

私が第一次検定を受けたとき、正直「範囲広すぎる...」と思いました。建築一般、建築材料、建築構造、建築環境、建築設備、施工計画、工程管理、品質管理、安全管理、法規...。すべてを完璧に覚えるのは不可能です。

でも、過去問を繰り返し解いていくうちに、「あ、この問題、去年も似たような内容で出てる」と気づきました。実は、同じような問題が繰り返し出題されているんです。だから、過去問を徹底的にやれば、確実に合格点に到達できます。

ステップ3:第二次検定に合格する

第二次検定は、記述式の試験です。2021年度の制度改正で、「実地試験」から「第二次検定」に名称が変わりました。

第二次検定の概要(2026年度)

項目 内容
試験日 2026年10月第2日曜日(予定)
試験時間 3時間
出題形式 記述式+マークシート
合格基準 60%以上の得点率

第二次検定の最大の難関は、施工経験記述です。自分が実際に経験した現場について、品質管理または施工の合理化の観点から、800~1,200字程度で記述します。

これが、独学では一番難しいポイントです。「こんな書き方で合っているのか」「内容は適切なのか」が、自分では判断できないんです。

私も最初、独学で書いてみましたが、全く自信が持てませんでした。そこで、添削サービスを利用しました。プロの目で添削してもらい、「この部分はもっと具体的に」「この表現は試験ではNG」などのアドバイスをもらえて、本当に助かりました。

特に、私は木造戸建て住宅の経験しかなかったので、「これで1級の試験に通用するのか?」と不安でした。でも、添削サービスの講師から「経験の規模は関係ない。大切なのは、品質管理や施工の合理化の考え方がしっかり示されているかどうか」と教えてもらい、自信を持って本番に臨めました。

結果、一発合格できました。添削サービスの費用は約3万円でしたが、それで合格できたなら安いものです。

 

合格のための効果的な勉強法

「どうやって勉強すれば合格できるの?」――これが一番知りたいポイントですよね。私も最初は、何から手をつければいいか全くわかりませんでした。

 

でも、試行錯誤の末に見つけた勉強法で、第一次検定も第二次検定も一発で合格できました。ここでは、その具体的な方法を紹介します。

 

第一次検定の勉強法

第一次検定は、過去問を徹底的に繰り返すことが最も効果的です。私は、過去問を最低3周、苦手な分野は5周以上解きました。

過去問3周法

1周目:理解重視(約1ヶ月)

  • 時間を気にせず、1問ずつ丁寧に解く
  • 解説を読んで完全に理解する
  • 間違えた問題にチェック

2周目:反復練習(約1ヶ月)

  • 1周目で間違えた問題を中心に解く
  • 正解した問題も念のため確認
  • 頻出テーマをまとめて覚える

3周目:本番対策(約1ヶ月)

  • 時間を計って過去問を解く
  • 本番と同じ環境で模擬試験
  • 弱点分野を集中的に復習

私が使った過去問題集は、10年分収録のものです。これを3周すると、自然と頻出テーマが見えてきます。「あ、この論点また出た」という感覚です。

特に、工種名(杭工事、鉄筋工事、コンクリート工事等)は、毎年ほぼ同じ内容で出題されます。これを完璧にするだけで、確実に数問は得点できます。

 

第二次検定の勉強法

第二次検定は、施工経験記述の準備が最重要です。これに合格の9割がかかっていると言っても過言ではありません。

施工経験記述の準備手順

1. 自分の施工経験を整理する(約2週間)

  • 過去に担当した現場をリストアップ
  • 各現場での品質管理や施工の合理化の取り組みを思い出す
  • 最も詳しく書ける現場を選ぶ

2. 解答テンプレートを作成する(約2週間)

  • 工事概要(建物用途、構造・規模、工期等)
  • 実施した品質管理または施工の合理化
  • 具体的な内容(管理項目、管理方法、理由)
  • 結果・効果

3. 添削サービスで添削してもらう(約1ヶ月)

  • プロの目でチェックしてもらう
  • 改善点を反映して書き直す
  • 何度か繰り返して完成度を上げる

4. 本番想定で練習する(約2週間)

  • 時間を計って書く練習
  • 何も見ずに書けるまで繰り返す

私の場合、木造戸建て住宅の現場しか経験がなかったので、最初は「これで大丈夫かな...」と不安でした。でも、添削サービスの講師から「規模は関係ない。品質管理の考え方がしっかりしていれば大丈夫」とアドバイスをもらい、自信を持てました。

実際、本番では練習通りに書けて、無事に合格できました。

第二次検定の独学合格勉強方法については、こちらで詳しく解説しています。

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まとめ:1級建築施工管理技士になるためのロードマップ

1級建築施工管理技士になるための重要ポイントをまとめます。

この記事の重要ポイント

1. 1級建築施工管理技士とは

  • 建設業法に基づく国家資格
  • 監理技術者になれる
  • 規模・請負金額に制限なく現場を担当できる

2. 5つのメリット

  • できる仕事の幅が劇的に広がる
  • 転職市場での価値が圧倒的に高い
  • 社内評価が大幅に上がる
  • 年収が大幅にアップする(+50~150万円)
  • 監理技術者になれる

3. 3つのステップ

  • ステップ1:受験資格を満たす
  • ステップ2:第一次検定に合格(過去問3周)
  • ステップ3:第二次検定に合格(施工経験記述+添削サービス)

4. 効果的な勉強法

  • 第一次検定:過去問を3周以上
  • 第二次検定:添削サービスで施工経験記述を完璧に

5. 独学+添削サービスが最適

  • 資格学校は不要(費用が高すぎる)
  • 第一次検定は独学で十分
  • 第二次検定は添削サービスを活用

今すぐ始められる3つのアクション

1. 受験資格を確認する

  • 自分の学歴と実務経験年数を確認
  • 受験できる年度を確認

2. 過去問題集を購入する

  • 10年分収録のものがおすすめ
  • まずは1年分を解いてみる

3. 学習計画を立てる

  • 第一次検定:3ヶ月前から開始
  • 第二次検定:2ヶ月前から施工経験記述の準備

1級建築施工管理技士は、建設業界でキャリアアップするための最重要資格です。正しい方法で準備すれば、必ず合格できます。2026年度試験での一発合格を目指しましょう!

 

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