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【2026年最新版】一級建築士試験の受験資格を学歴・実務経験ごとに完全解説!令和2年法改正の影響と最短ルート

 

この記事でわかること

一級建築士試験の受験資格について、「自分は受験できるのか」「どのくらいの実務経験が必要なのか」「法改正でどう変わったのか」など、疑問を抱えていませんか?

この記事では、2026年度試験に向けた最新の受験資格情報を、学歴・資格別に詳しく解説します。令和2年の建築士法改正により大きく変わった受験制度の全体像を理解し、あなたに最適な一級建築士取得ルートを見つけましょう。

こんな方におすすめ

  • 一級建築士になるにはどうすればいい?
  • 一級建築士になるための受験資格や実務経験とは?
  • 学歴はこれで大丈夫?文系でも一級建築士ってなれる?
  • 一級建築士の試験日程が知りたい!
  • 建築士法の改正で何が変わったの?

など、みなさんが通ってきた学歴の差によって一級建築士になれるかどうかって気になると思います。

 

たくや
結論として一級建築士は誰でもなれます。しかし、なれるまでの受験資格などが人によって異なるため徹底解説します。

 

一級建築士とは?資格の概要と価値

一級建築士は、国土交通大臣から免許が交付される国家資格であり、建築業界における最高峰の専門資格です。

 

一級建築士ができること

一級建築士の資格を取得すると、以下の業務を行うことができます。

業務内容 詳細
建築物の設計 規模・用途・構造に制限なく、あらゆる建築物の設計が可能
工事監理 設計図書通りに工事が進んでいるか確認・検査・指導
確認申請 建築確認申請書類の作成と行政機関への提出
構造設計 建築物の構造計算(構造設計一級建築士資格でより高度な業務)
設備設計 建築設備の設計(設備設計一級建築士資格でより高度な業務)

一級建築士は設計できる建築物に制限がないことが最大の特徴です。住宅から超高層ビル、大規模商業施設、病院、学校まで、あらゆる規模・用途の建築物を設計できます。

 

一級建築士の社会的価値

一級建築士は建築業界で高く評価され、以下のようなメリットがあります。

キャリア面でのメリット

  • 設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカーなど幅広い職場で活躍可能
  • 建築士事務所の開設が可能(独立開業への道)
  • 管理職や技術責任者への登用で有利
  • 転職市場で高い評価を得られる

収入面でのメリット

  • 平均年収:650~750万円(資格なしより200~300万円高い)
  • 資格手当:月額2~5万円(年間24~60万円)
  • 独立開業時の収入:800~2,000万円以上も可能

一級建築士を取得するメリットと具体的な年収データ、キャリアパスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

一級建築士を取得するメリット完全ガイド【2026年最新版】年収・キャリア・独立まで徹底解説

一級建築士は建築業界における最高峰の国家資格であり、取得することで大きなメリットが得られます。しかし「難易度が高い資格だけど、本当に取る価値はあるの?」「年収はどれくらい上がるの?」と疑問を持つ方も多 ...

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令和2年建築士法改正で何が変わったのか

2020年(令和2年)3月に施行された建築士法の改正により、一級建築士試験の受験資格が大幅に変更されました。この改正は、一級建築士を目指す人にとって非常に重要な変更です。

 

改正前の受験資格(~令和元年)

改正前は、以下の2つの条件を両方満たさなければ試験を受験できませんでした

  1. 学歴要件:建築系の指定学科を卒業していること
  2. 実務経験要件:卒業後、学歴に応じた年数の実務経験があること

この制度では、大学卒業後すぐに受験することができず、実務経験を積むまで待つ必要がありました。

改正後の受験資格(令和2年~)

改正後は、実務経験が試験の受験資格から免許の登録要件に変更されました。

新制度の特徴

項目 内容
試験受験 学歴要件を満たせば、卒業後すぐに受験可能
免許登録 試験合格後、学歴に応じた実務経験を積んでから免許登録
メリット 学生時代から試験勉強を始められる、早期合格が可能

改正のポイント

  • 学歴要件を満たせば、実務経験がなくても試験を受験できる
  • 試験合格後、実務経験を積んでから免許を登録する流れになった
  • 二級建築士取得後、すぐに一級建築士試験を受験できるようになった

法改正の背景

国土交通省が法改正に踏み切った背景には、以下の課題がありました。

建築業界が抱えていた課題

  1. 建築士の高齢化:既存の建築士の平均年齢が上昇し続けている
  2. 若手建築士の不足:受験資格のハードルが高く、若い建築士が増えない
  3. 受験機会の制限:実務経験を積むまで受験できず、学習意欲が維持しにくい
  4. 国際的整合性:他国では学歴で受験できるのが一般的

法改正により、優れた人材を継続的かつ安定的に確保し、建築業界全体の活性化を図ることが目的とされました。

法改正による実務的な変化

改正前 改正後
大学卒業後2年間実務経験 → 受験 大学卒業後すぐ受験 → 合格後2年実務経験 → 登録
最短24歳で免許取得 最短22歳で合格、24歳で免許取得可能
実務経験中は試験勉強できない 実務経験と並行して試験勉強できる

この改正により、建築を学ぶ学生が早い段階から試験対策に取り組めるようになり、合格のチャンスが広がりました。

 

一級建築士試験の受験資格詳細【2026年度版】

一級建築士試験を受験するための資格要件を、学歴・資格別に詳しく解説します。

受験資格の4つのパターン

一級建築士試験の受験資格は、主に以下の4つのパターンに分けられます。

パターン 受験資格 免許登録時の実務経験
① 大学・専門学校 指定科目を修めて卒業 2~4年(取得単位数による)
② 短大・高専 指定科目を修めて卒業 3~4年(取得単位数による)
③ 二級建築士 二級建築士資格を保有 4年以上
④ 建築設備士 建築設備士資格を保有 4年以上

それぞれのパターンについて、詳しく見ていきましょう。

パターン① 4年制大学・専門学校卒業者

4年制大学や高等専門学校(専攻科含む)、専修学校(4年制)を卒業した方の受験資格です。

対象となる教育機関

  • 4年制大学
  • 高等専門学校(本科+専攻科の卒業者)
  • 職業能力開発総合大学校(長期課程または応用課程)
  • 職業能力開発大学校(応用課程)
  • 専修学校(専門課程で修業年限が4年以上)

必要な指定科目と単位数

平成21年度(2009年度)以降に入学した方は、以下の指定科目を修めて卒業する必要があります。

科目分類 単位数
①建築設計製図 7単位
②建築計画 7単位
③建築環境工学 2単位
④建築設備 2単位
⑤構造力学 4単位
⑥建築一般構造 3単位
⑦建築材料 2単位
⑧建築生産 2単位
⑨建築法規 1単位
①~⑨の計 30単位
⑩複合・関連科目 適宜

免許登録に必要な実務経験年数(4年制)

取得単位数によって、免許登録に必要な実務経験年数が異なります。

取得単位数 実務経験年数
(a)+(b)の合計が60単位以上 2年以上
(a)+(b)の合計が50単位以上 3年以上
(a)+(b)の合計が40単位以上 4年以上

※(a)は①~⑨の必須科目合計、(b)は⑩の複合・関連科目

平成20年度以前入学者の扱い

平成20年度以前に入学した方は、従来の建築学科または土木学科の卒業で受験資格が認められます。詳細は建築技術教育普及センターのHPで確認してください。

パターン② 3年制短大・2年制短大・高専卒業者

短期大学や高等専門学校(本科のみ)を卒業した方の受験資格です。

3年制短大(夜間部を除く)の場合

取得単位数 免許登録時の実務経験年数
(a)+(b)の合計が50単位以上 3年以上
(a)+(b)の合計が40単位以上 4年以上

2年制短大・高専(本科のみ)の場合

取得単位数 免許登録時の実務経験年数
(a)+(b)の合計が40単位以上 4年以上

短大や高専の場合も、指定科目30単位(①~⑨)は必須です。

パターン③ 二級建築士取得者

二級建築士の資格を保有している方は、学歴に関係なく一級建築士試験を受験できます。

項目 内容
受験資格 二級建築士資格を保有(取得後すぐ受験可能)
免許登録時の実務経験 4年以上(二級建築士としての実務経験を含む)
メリット 建築系学歴がなくても一級建築士を目指せる

二級建築士経由の最短ルート

  1. 建築系の2年制専門学校を卒業
  2. 卒業後すぐに二級建築士試験を受験・合格
  3. 二級建築士として実務経験を積みながら一級建築士試験を受験
  4. 一級建築士試験合格後、所定の実務経験を満たして免許登録

このルートなら、建築系の4年制大学に行かなくても一級建築士になれます。

パターン④ 建築設備士取得者

建築設備士の資格を保有している方も、一級建築士試験を受験できます。

項目 内容
受験資格 建築設備士資格を保有
免許登録時の実務経験 4年以上

建築設備士とは

建築設備士は、建築士に対して建築設備(空調・衛生・電気など)に関する設計・工事監理の適切なアドバイスを行う国家資格です。

建築士法では、延べ面積2,000㎡を超える建築物の建築設備設計・工事監理を行う際、建築士は建築設備士の意見を聴くよう努めなければならないと規定されています。

 

実務経験として認められる業務内容

一級建築士の免許登録には、実務経験が必要です。どのような業務が「実務経験」として認められるのかを理解しておきましょう。

実務経験として認められる業務

以下の業務が実務経験として認められます。

業務分類 具体的内容
設計業務 建築物の設計(建築士法第21条に規定する設計)
工事監理業務 建築物の工事監理
指導監督業務 建築工事の指導監督
施工管理業務 建築一式工事、大工工事、建築設備設置工事の施工技術管理
確認審査業務 建築確認審査等に関する実務
消防審査業務 消防長・消防署長が行う建築同意審査
耐震診断業務 建築物の耐震診断
インターンシップ 大学院での実務実習(30単位以上で2年、15単位以上で1年換算)

実務経験として認められない業務

以下のような業務は、実務経験として認められません。

  • 建築物に関係しない土木工事の施工管理
  • 単なる事務作業や営業業務
  • アルバイトやパートタイムの短期業務(断続的な業務)
  • 建築確認申請の代理提出のみの業務

実務経験の証明方法

実務経験は、以下の書類で証明する必要があります。

  1. 実務経歴書:自分で作成する実務経験の詳細記録
  2. 実務経歴証明書:勤務先の代表者や上司が証明する書類
  3. 卒業証明書:学歴を証明する書類

実務経験の計算は厳密で、実際に建築業務に従事した期間のみがカウントされます。休職期間や他業務への従事期間は含まれません。

 

一級建築士試験の日程と出題内容【2026年度】

2026年度(令和8年度)の一級建築士試験のスケジュールと試験内容を確認しましょう。

試験日程(2026年度予定)

項目 日程
受験申込期間 令和8年4月上旬~4月中旬(2週間程度)
受験判定書類提出期限 令和8年4月中旬(消印有効)
受験票ダウンロード開始 令和8年7月中旬頃
学科試験日 令和8年7月第4日曜日(7月26日予定)
学科試験合格発表 令和8年9月上旬
製図試験課題公表 令和8年7月下旬
製図試験日 令和8年10月第2日曜日(10月11日予定)
最終合格発表 令和8年12月下旬(12月24日前後)

※詳細な日程は、公益財団法人建築技術教育普及センターの公式HPで確認してください。

受験手数料

項目 金額
受験手数料 17,000円(非課税)
事務手続手数料 約200~300円(決済方法による)
合計 約17,200~17,300円

学科試験の出題内容

学科試験は四肢択一式で、5科目125問が出題されます。

科目 出題数 試験時間 主な内容
学科Ⅰ(計画) 20問 2時間 建築計画、建築史、都市計画
学科Ⅱ(環境・設備) 20問 2時間 環境工学、建築設備
学科Ⅲ(法規) 30問 1時間45分 建築基準法、関連法令
学科Ⅳ(構造) 30問 2時間45分 構造力学、構造設計
学科Ⅴ(施工) 25問 2時間45分 施工方法、工事管理
合計 125問 11時間30分 (休憩時間含む)

令和6年度学科試験の結果

  • 受験者数:約27,500名
  • 合格者数:約6,400名
  • 合格率:23.3%
  • 合格基準点:92点/125点

設計製図試験の内容

設計製図試験は、事前に公表された課題について設計図書を作成する実技試験です。

項目 内容
試験形式 設計図書の作成(図面+計画の要点等の記述)
試験時間 6時間30分
課題公表 試験日の約2.5ヶ月前(7月下旬)
出題課題 公共性のある建築物(近年は複合施設が多い)

令和6年度製図試験の結果

  • 受験者数:約10,800名
  • 合格者数:約2,900名
  • 合格率:26.6%

令和7年度製図試験の結果

  • 受験者数:約11,400名
  • 合格者数:約4,000名
  • 合格率:35.0%

製図試験の合格率は年度によって大きく変動しますが、おおむね30~40%程度です。

学科試験の免除制度

学科試験に合格した方は、翌年から一定期間、学科試験が免除されます。

免除期間のルール

条件 免除回数
学科合格後、その年の製図試験を受験した場合 翌年から4回まで免除(5年間有効)
学科合格後、その年の製図試験を欠席した場合 翌年から3回まで免除(4年間有効)

例:令和7年度学科合格者

  • 令和7年度製図受験 → 令和8~11年度の4回免除
  • 令和7年度製図欠席 → 令和8~10年度の3回免除

 

一級建築士試験に合格するための効果的な戦略

一級建築士試験は難関資格ですが、適切な戦略と学習方法で合格率を大きく高めることができます。

戦略① 学生のうちから試験対策を始める

令和2年の法改正により、学生のうちから試験対策を始められるようになりました。

学生時代から対策を始めるメリット

  1. 学習内容が記憶に新しい:授業で学んだ内容が試験に直結する
  2. 学習時間を確保しやすい:社会人より時間的余裕がある
  3. 卒業後すぐに受験可能:最短ルートで資格取得できる
  4. 基礎固めに時間をかけられる:じっくり理解を深められる

学生時代にやるべきこと

学年 取り組むべきこと
1~2年 建築基礎科目の確実な理解、構造力学の公式暗記
3年 専門科目の深い理解、過去問に触れ始める
4年 本格的な受験対策、通信講座の利用検討

学生時代の授業で学ぶ内容(構造力学、建築計画、法規、施工など)は、そのまま一級建築士試験の基礎となります。授業を真面目に受けるだけで、試験対策の大きなアドバンテージになります。

 

戦略② 二級建築士から段階的に取得する

いきなり一級建築士を目指すのではなく、まず二級建築士を取得してから一級建築士に挑戦する戦略も有効です。

二級建築士経由のメリット

  1. 試験形式に慣れることができる:学科・製図両方の経験を積める
  2. 基礎知識が定着する:二級の知識は一級の基礎になる
  3. 自信がつく:国家資格合格の成功体験が得られる
  4. 実務で活かせる:二級建築士として働きながら一級を目指せる

二級建築士試験の特徴

項目 内容
受験資格 建築系学科卒業で実務経験不要(即受験可能)
試験時期 学科:7月初旬、製図:9月初旬
合格率 学科約42%、製図約53%、総合約25%

二級建築士は、指定学科を卒業していれば実務経験なしで受験・登録が可能です(2年制専門学校卒の場合)。卒業後すぐに二級建築士として活動を始められます。

 

戦略③ 効率的な学習方法の選択

一級建築士試験の合格には、効率的な学習方法の選択が不可欠です。

学習方法の選択肢

学習方法 費用 メリット デメリット
独学 2~5万円 費用が安い、自分のペースで学習 製図対策が困難、モチベーション維持が難しい
通信講座 15~50万円 コスパ良好、自分のペースで学習可能 対面指導がない
資格学校通学 60~100万円 対面指導、仲間と切磋琢磨 費用が高額、通学時間が必要

推奨:通信講座の活用

筆者の経験から、通信講座を活用した学習が最もバランスが良いと言えます。

通信講座のメリット:

  • 資格学校の半額以下で質の高い教材が手に入る
  • スマホ・タブレットで隙間時間に学習できる
  • 動画講義で理解が難しい分野もわかりやすく学べる
  • 製図添削サービスで客観的な評価が得られる
  • 質問サービスで疑問点をすぐに解決できる

一級建築士試験の合格には学科試験700~1,000時間、製図試験300~400時間、合計1,000~1,400時間程度の学習時間が必要です。効率的な学習方法を選ぶことで、この時間を最大限に活かせます。

一級建築士試験対策におすすめの通信講座11社を徹底比較した記事はこちらです。

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戦略④ 過去問の徹底攻略

一級建築士試験では、過去問からの類似問題が多く出題されます。

過去問学習の重要性

  • 出題パターンが繰り返される(特に法規・施工)
  • 頻出項目を把握できる
  • 時間配分の練習ができる
  • 自分の弱点が明確になる

過去問学習の進め方

  1. 最低10年分を確保:できれば15~20年分が理想
  2. 3周以上繰り返す:1周目は全選択肢の解説を読む、2周目は間違えた問題を重点的に、3周目は90%以上の正答率を目指す
  3. 科目ごとに分析:自分の得意・不得意科目を把握
  4. 法改正に注意:古い過去問は現行法規と異なる場合がある

一級建築士を最短で取得するためのロードマップ

あなたの現在の状況別に、一級建築士を最短で取得するルートを紹介します。

ケース① 現役高校生の場合

最短ルート:建築系大学進学

時期 取り組み内容
高校3年 建築系大学・学科の選定、入試対策
大学1~3年 建築基礎科目の習得、指定科目の確実な履修
大学4年 一級建築士試験(学科)の受験
卒業後1~2年 実務経験を積みながら学科再受験または製図対策
卒業後2~3年 製図試験合格、実務経験2年満たせば免許登録

到達時期:24~25歳で一級建築士免許取得

ケース② 建築系大学在学中の場合

最短ルート:在学中に学科合格を目指す

時期 取り組み内容
大学3年 通信講座への申込、本格的な受験勉強開始
大学4年前半 学科試験受験・合格目標
大学4年後半 製図試験対策開始
卒業後1年目 実務経験を積みながら製図試験受験・合格
卒業後2年目 実務経験2年満たして免許登録

到達時期:24歳で一級建築士免許取得

ケース③ 建築系学科を卒業済みの社会人

最短ルート:働きながら試験対策

時期 取り組み内容
開始時 通信講座申込、学習時間の確保
1年目 平日2時間・休日4時間の学習、学科試験合格
1年目後半~2年目 製図試験対策、製図試験合格
2年目 実務経験を満たして免許登録

到達時期:試験勉強開始から2~3年で一級建築士免許取得

ケース④ 二級建築士取得済みの場合

最短ルート:実務経験を積みながら一級取得

時期 取り組み内容
開始時 一級建築士試験の受験申込、学習開始
1年目 学科試験受験・合格
1年目後半~2年目 製図試験対策、製図試験合格
2~4年目 実務経験4年を満たして免許登録

到達時期:二級建築士取得後4~6年で一級建築士免許取得

 

一級建築士になるまでの完全なロードマップと最短ルートについては、こちらの記事をご覧ください。

【2026年最新版】一級建築士になるには?完全ロードマップ!仕事内容・年収・受験資格から合格まで徹底解説

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よくある質問(FAQ)

Q1. 文系大学出身でも一級建築士になれますか?

A. なれますが、追加の学習が必要です。

文系大学出身の場合、建築系の指定科目を履修していないため、そのままでは受験資格がありません。以下のルートで受験資格を取得できます。

  1. 建築系の専門学校や通信教育で指定科目を履修する
  2. 二級建築士を取得してから一級建築士を目指す(7年以上の実務経験が必要)
  3. 建築設備士を取得してから一級建築士を目指す

最も現実的なのは、建築系の専門学校(夜間・通信制)で2~4年学び、指定科目を履修して受験資格を得る方法です。

Q2. 実務経験はどのような業務が認められますか?

A. 建築物の設計、工事監理、施工管理などが認められます。

実務経験として認められる主な業務:

  • 建築物の設計業務
  • 工事監理業務
  • 建築工事の指導監督
  • 建築一式工事・大工工事の施工管理
  • 建築確認審査業務
  • 建築物の耐震診断業務

認められない業務:

  • 土木工事のみの施工管理
  • 事務作業のみ、営業のみの業務
  • 断続的・短期的なアルバイト業務

Q3. 学科試験に合格したら、いつまでに製図試験に合格すればいいですか?

A. 学科試験合格後、原則として4回の製図試験まで学科免除が適用されます。

  • 学科合格後、その年の製図試験を受験した場合:翌年から4回まで免除(5年間有効)
  • 学科合格後、その年の製図試験を欠席した場合:翌年から3回まで免除(4年間有効)

ただし、製図試験は難易度が高く、初回で合格できる人は少数です。複数回受験することを想定して計画を立てましょう。

Q4. 独学で一級建築士に合格できますか?

A. 学科試験は独学でも可能ですが、製図試験は独学では極めて困難です。

学科試験は市販のテキストと過去問集で独学でも合格可能です。しかし、製図試験は以下の理由から独学が非常に難しいです。

  • エスキス(計画案作成)の考え方を独学で習得するのは困難
  • 図面表現の正確さを自己評価できない
  • 6時間30分で完成させる時間配分の訓練が必要
  • 客観的な添削がないと弱点がわからない

最低限、製図試験については添削サービスや短期講座の利用を強くおすすめします。

一級建築士試験を独学で合格するための具体的な戦略と必要な勉強時間については、こちらの記事で解説しています。

一級建築士は独学でも合格できる!2026年最新版・効率的な勉強法と合格戦略を徹底解説

この記事でわかること 一級建築士試験に独学で挑戦したいと考えているあなたへ。「本当に独学で合格できるのか?」「どのくらいの勉強時間が必要なのか?」「効率的な学習方法は?」といった疑問にお答えします。 ...

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Q5. 一級建築士試験の合格率はどのくらいですか?

A. 総合合格率は約10%前後です。

  • 学科試験合格率:約23%(令和6年度)
  • 製図試験合格率:約27~35%(年度による変動あり)
  • 総合合格率:約9~10%

一級建築士試験は建築業界で最難関の資格試験です。適切な対策なしに合格することは困難ですが、正しい学習方法と十分な準備時間があれば、合格は十分に可能です。

 

Q6. 一級建築士と二級建築士、どちらを先に取るべきですか?

A. 状況によりますが、可能なら一級建築士を直接目指すことを推奨します。

一級建築士を直接目指すべきケース

  • 4年制大学の建築学科を卒業(または卒業見込み)
  • 学習時間を十分確保できる
  • 長期的なキャリアで一級建築士を目指している

二級建築士から段階的に目指すべきケース

  • 2年制・3年制の短大・専門学校卒業
  • 建築実務の基礎を固めたい
  • 一級建築士試験に不安がある
  • 早めに資格を取得して実務に活かしたい
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どちらのルートでも最終的に一級建築士に到達できますが、学歴と実務経験の状況に応じて最適なルートを選びましょう。

Q7. 受験資格があるか確認する方法は?

A. 公益財団法人建築技術教育普及センターの公式HPで確認できます。

以下の手順で確認しましょう。

  1. 建築技術教育普及センター公式HPにアクセス
  2. 「一級建築士試験」のページを開く
  3. 「受験資格」の項目を確認
  4. 「学校課程別の指定科目に該当する科目」で自分の学校を検索

自分の学校が指定学科に該当するか不明な場合は、卒業した学校の教務課に問い合わせるか、建築技術教育普及センターに直接確認してください。

 

まとめ

一級建築士試験の受験資格と取得戦略について、重要なポイントをまとめます。

この記事の重要ポイント

  1. 令和2年法改正の影響
    • 実務経験が「受験資格」から「免許登録要件」に変更
    • 学歴要件を満たせば、卒業後すぐに受験可能
    • 最短22歳で試験合格、24歳で免許登録が可能に
  2. 受験資格の4パターン
    • ① 4年制大学・専門学校卒業(指定科目履修)
    • ② 短大・高専卒業(指定科目履修)
    • ③ 二級建築士資格保有
    • ④ 建築設備士資格保有
  3. 免許登録に必要な実務経験
    • 4年制大学卒:2~4年(取得単位数による)
    • 3年制短大卒:3~4年
    • 2年制短大・高専卒:4年
    • 二級建築士・建築設備士経由:4年
  4. 2026年度試験日程
    • 受験申込:令和8年4月上旬~中旬
    • 学科試験:令和8年7月第4日曜日
    • 製図試験:令和8年10月第2日曜日
    • 最終合格発表:令和8年12月下旬
  5. 効果的な合格戦略
    • 学生時代から試験対策を始める
    • 二級建築士から段階的に取得する選択肢もあり
    • 通信講座の活用が最もコスパ良好
    • 過去問を最低10年分、3周以上繰り返す
    • 製図試験は添削サービスの利用必須
  6. 試験の難易度
    • 学科試験合格率:約23%
    • 製図試験合格率:約27~35%
    • 総合合格率:約9~10%
    • 合格には学科700~1,000時間、製図300~400時間の学習が必要

今すぐ始められる3つのアクション

  1. 自分の受験資格を確認する
    • 卒業した学校が指定学科に該当するか確認
    • 必要な実務経験年数を把握
    • 受験可能時期を計算
  2. 学習計画を立てる
    • 試験日から逆算したスケジュール作成
    • 1日の学習時間を確保(平日2時間、休日4時間が目安)
    • 通信講座や資格学校の資料請求
  3. 基礎学習を始める
    • 過去問集を購入して出題傾向を把握
    • 弱点科目を洗い出す
    • 法令集を購入して使い方に慣れる

一級建築士は、建築業界で最も価値のある国家資格です。難易度は高いですが、適切な戦略と十分な準備があれば、必ず合格できます。

令和2年の法改正により、以前より早い段階から試験対策を始められるようになりました。この機会を活かして、ぜひ一級建築士という夢の実現に向けて一歩を踏み出してください。

あなたの一級建築士取得への挑戦を、心から応援しています!

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