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建築資格メソッド

二級建築士と宅建の難易度や合格率・受験資格や試験の違いを解説!

 

たくや
二級建築士と宅建ってどちらも建築と不動産の近い存在ですが、取得したらどのように違ったか経験からお話しします。

こんな方におすすめ

  • 二級建築士と宅建士ってどっちが難しいの?
  • すぐに受験できるのは?
  • 合格するとどんなメリットがある?

こんな疑問をお持ちかと思います。私は二級建築士を取得してから宅建を取得しました。建築学科を出ていますが、それを含めて解説したいと思います。

 

二級建築士と宅建士の合格率と難易度比較

 

二級建築士の難易度

 

まずは二級建築士の合格率についてです。二級建築士は国家資格ですが、国家資格の中だけで比較すると普通の難易度に値します。

 

要は勉強すれば難なく取れる資格です。

 

最終的な合格率は23%前後で推移しています。

 

 

難易度の詳細比較は下記の記事にて解説しています。個人的な意見ですが、二級建築士は二級ですが決して易しい試験ではありません。

 

学科試験もあり、製図試験もあるので運だけでは受からず努力した人のみが合格する資格だと言えます。

 

近年の学科試験は一級建築士に匹敵する問題もちらほら見受けられます。いずれにしても、しっかりとした対策が必要です。

 

宅建士の難易度

 

続いて宅建ですが、国家資格の全体的な難易度としては普通になります。

 

私からしたら二級建築士より少し難しめです。

 

二級建築士も勉強範囲が膨大ですが、宅建士もそれ以上に膨大です。民法なんて泣きたくなります。

 

これだけは言えますが、裏技で受かる方法はありません。数日や数ヶ月で受かった人はマークシートなのでマグレ中のまぐれです。

 

もちろん、その勉強期間で全範囲の知識が入っているスーパーサイヤ人なら別ですが、そうでなければとても実務で依頼したくはない実力かと思います。

 

宅建の内容は民法だけでも膨大ですが、宅建業法や建築基準法、都市計画法、土地区画整理法、宅地造成等規制法、印紙税、瑕疵担保....これを数ヶ月では到底無理ゲーです。

 

合格率も18%程度ですので、10人いたら1人〜2人受かる程度です。これ、そう簡単には受からないですよね?

 

ただ、建築士と比べたら筆記試験しかありません。しかもマーク試験のみですので運がたまにあります。

 

宅建試験の難易度を詳細に解説した記事を別で作成したので参考まで。

参考記事
宅建合格がすごいと言われる3つの理由-仕事内容や年収を大公開-

宅建試験は国家資格の登竜門と言われていますが、決して容易ではありません。今回はこんな疑問をお持ちではないでしょうか。   こんな方におすすめ 宅建士って何?仕事内容とか年収ってどうなの? 宅 ...

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受験資格の違い

 

受験資格は知っているだけで将来的に有利になります。

 

二級建築士は専門的な学校を出るか実務経験を積まなければ受けられません。余談ですが、受験者の知識や技量は同程度の可能性が高いということです。

 

一方、宅建試験は誰でもいつでも受けることが可能です。学歴や実務経験は関係ありません。

 

よって、宅建試験は国家資格の登竜門として有名です。しかも、転職に有利という面からも人気ですので受験者は多いです。

合格するとこんな仕事ができる!

 

二級建築士と宅建士は合格すると別々の範囲の業務で独占された範囲があります。

 

例えば二級建築士です。建築士としての面を持つため、ある一定の建築物の設計・工事監理やその他の設計業務を行うことができます。

 

ここで建築士と建築家や設計士の違いを整理しましょう。

 

二級建築士は住宅規模のレベルであれば業務が可能です。就職先としてはハウスメーカーや設計事務所、工務店などが多いと思います。

 

一級建築士となると…については下記の記事で解説しています。

 

一方、宅建士は土地や建物の売買や仲介の契約行為に不可欠な存在となります。ここは宅建士の独占業務です。よって、不動産会社に勤めることが多いのが現状です。

 

しかも、建築士と違い宅建業を行う事務所には5人に1人は専任で宅建資格をしていなければいけないというのが法で決められています。

最後に

 

以上から二級建築士と宅建士はどちらの方が良いという比較は出来ませんが、あなたのやりたい方向でバチッと絞ることができます。

 

受験しようかなと考えられている方は参考に私の体験を含めた勉強法など紹介しています。

宅建士の大手資格学校をの比較分析を徹底して行ったみた記事がこちら

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