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【転職希望の方必見】一級建築士の人数は少ない?近年の動向を紹介

一級建築士の人数が激減

 

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たくや
今回の記事は日本全国にどのくらい一級建築士がいるのか調べてみました。難易度高い資格ですが実際どうなのでしょうか。

 

こんな方におすすめ

  • 一級建築士の人数ってどのくらい?
  • 少子高齢化の影響はあるのか
  • 一級建築士の需要はどのくらい?

 

一級建築士の全国での人数はどのくらいなのか

ちなみに、今回のデータは登録者数で現在生存されているか不明な方も含まれています。

 

一級建築士の資格別人数

国土交通省のデータによると下記のとおりです。

 建築士登録者:1,187,518人
 一級建築士 :378,338人
 二級建築士 :790,388人
 木造建築士 : 18,793人
 (令和5年4月時点)

一級建築士は全体の30%であるものの、二級建築士については全体の7割程度の登録者数がいます。

 

しかし、木造建築士になる方は全体の2割にも満たしていません。

 

ただし、これらの人数は重複登録されていたり、除籍してないない方の分も含まれているので全体数はやや少なくなります。

 

年代別でみる一級建築士の人数

先述した資料では登録建築士の人数を紹介しましたが、下記の資料では所属建築士を年代別に分けたものを使って解説していきます。

  • 20代:1%
  • 30代:10%
  • 40代:21%
  • 50代:25%
  • 60代:27%
  • 70代以上:14%
  • 80代以上:2%

ではここで、平成時点の建築士の資料を見ていきましょう。

  • 20代:1%
  • 30代:11%
  • 40代:23%
  • 50代:26%
  • 60代:29%
  • 70代以上:10%

なんど平成から令和へ時代が移り変わっているにも関わらず、若年層の所属建築士の数があまり変化していないのです。

 

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たくや
受験資格の緩和で若年層の受験者数が増加傾向にあるものの、まだまだ現場では働き盛りの建築士が少ないということです。

 

こういった背景から、一級建築士の受験制度が若干改定されたのでしょう。詳細は下記の記事で解説しています。

 

リタイアされていく層(60代)で4割近いのはかなり破滅的です。実質6割ということですね。

 

早く合格者を増やして建築士を増やし、経験を積ませていかなければ日本の建築力?が低下してしまう恐れすらあります。

 

 

特に一級建築士について掘り下げて見ていきましょう。これから受験される方は参考にして下さい。

参照元:ミカオ建築館

 

一級建築士の人数が多いのは高齢者が多い?

なぜ高齢の方に多いのかと言うと、高度経済成長期に建物がイケイケドンドンで建てられたからです。

 

その際に、多くの建築士を必要としたため多くの受験者がこぞって合格を獲得しました。

参照:NHK

 

しかし、その後増えすぎてしまったのでバランスを取るために合格率を下げたのです。そうすることで、年々合格者数が減少しました。

 

確かに過去問を見ていく中で極端に難しい年もありました。そこはあまり勉強せずとも良いと言えます。

 

今の一級建築士の平均年齢は46.1歳と言われています。若い世代の方も合格して増えて行っていますが、それでも高齢化が進んでいるのです。

 

その場合は今のベテラン層が20年後、定年退職して行くので若い世代が引っ張っていくことになります。

 

一級建築士の若手人数が少ない→需要UP!

上記に人数でわかると思うのですが、かなりの売り手市場です。

 

一級建築士は仕事の範囲も多岐に渡って活用することができ、資格を持つことでいろいろな分野で活躍することができます。

 

そして、ベテラン層が抜けていくことによって企業を担う若手層が有資格者でなければなりません。

 

それが少子化となれば金の卵でしょう(これは経営者目線で言われています)資格を持っていないわけにはいきません。それは建築学科の大学を卒業したなら、その受験資格というパスポートを放置したら宝の持ち腐れになってしまいます。

 

近年の受験者数は若年層が最も多い

令和5年度時点の合格者の年代を見ていきましょう。

 

  • 24才以下 61.8%
  • 25~29才 12.9%
  • 30才代 13.8%
  • 40才代 8.2%
  • 50才以上 3.3%

 

このように一級建築士試験に合格している割合は若年層が最も多い傾向となっています。

 

また、男女比率については以下のとおりです。

・男 61.0%

・女 39.0%

 

およそ3人に1人が女性の一級建築士試験に合格しているということ。

 

つまり、合格者比率は若年層が多く、女性の一級建築士も増加傾向にあるということです。

所属建築士が合格者に比べ半分程度であること、合格者の多くは若年層であるため、今後はこのギャップをどう解決していくかが建築業界の人材不足を解決する糸口だといえるでしょう。

 

一級建築士は受かったら無敵な理由

私が複数の企業で経験した無資格と一級建築士をもっている見られ方の違いは正直、

 

エグいです。

 

無資格であれば永遠に資格を取れ(勉強しないやつ)と言われます。これガチ!

 

しかも、これは学歴なんて関係ありません。

 

資格をもっていると仕事の中で技術的な判断を求められて時の発言など、業務に役立つことはかなり多いです。

 

 

実際に現場での鉄骨の構造基準や地業における知識などは知識が大切です。経験だとボヤッとしてしまったり、法改正に追いつかない可能性もあります。

 

私が過去に聞いた話ですが、取引先のある大手不動産会社の開発部の方はこうおっしゃっていました。

 

「一級建築士を取ったら、本当に世界が変わった」

 

これは私も同じ経験をしました。もし、私も合格していなかったらハウスメーカーで地味に仕事をしていたかもしれません。(私のやる気の問題ですが笑)

 

私の体験談を記事でまとめました。

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皆さんも資格が重要になってくる世の中だと感じているでしょう。

 

これがモチベーションに繋がればと思います。一級建築士の対策は早いもん勝ちです。

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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