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一級建築士試験の過去問はやるべき?活用方法をわかりやすく解説!

 

たくや
一級建築士の試験は学校に通うべきか、市販の過去問だけで合格できるかかなり悩ましいところですよね。今回はどちらも経験したことから解説します。

 

こんな方におすすめ

  • 過去問って普通に解いてたらいいの?
  • 過去問だけで受かる?
  • どこが発行してる過去問がいい?
  • 独学でも受かるのか?

 

 

ココがポイント

この記事を読む事で、建築士試験そのものの理解を始めることができ合格の最短ルートというものが分かります。そして、私が日建学院や総合資格のテキストも見てきて、そういった見比べは普段なかなかできないポイントについても解説します。

 

一級建築士試験対策は過去問だけでOK?

結論から言いますと

 

問だけで合格できます。

 

一級建築士の学科試験では過去問を参考にした問題が数多く出題されています。なんと、年度によっては7割以上の問題が過去問を参考にして作られた年も。

 

ちなみに、一級建築士試験では合格点の80〜90点以上を基準点としています。つまり、総得点125点満点中6〜7割が過去問から出題されるとすれば、あとの1〜2割の新出問題で点数を稼げばよいのです。

 

こうした点を踏まえると如何に過去問に取り組むことが重要か分かるのではないかといえます。

 

過去問だけでの対策は正直足りないことも…

ただ、この過去問を生かすか殺すかは皆さんの勉強方法にかかっています。それは通学者と独学の方で大きく分かれます。

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正直、市販のテキスト1冊ではなかなか試験の全体を網羅することは難しいです。資格の試験は内容の理解と問題を解く力の両方が必要です。

 

よって、内容の理解をするためのテキスト、問題を解く力をつけるための過去問集を買うことをお勧めします。

 

【独学学科突破法】

  • 内容理解:解説テキスト
  • 問題解答力:過去問集(7年〜10年は欲しい)

 

この2つでたくさん書籍を買いすぎず、数冊に絞って何周もすれば合格する可能性も大いにあります。

 

一級建築士試験対策-過去問を使った勉強方法

 

通学の方はNやSに通っている方が多いと思います。テキストや過去問の量はかなり情報量が多いので、基本的にはこの参考書などを使い倒しましょう。

 

令和元年~5年度までの過去問題(解答付き)

過去問題を使った勉強方法をご紹介していく前にまずは、実際に出題されている一級建築士試験の問題をチェックしてみましょう。

 

令和5年度の学科試験問題&解答

学科I(計画)及び学科II(環境・設備)

学科III(法規)

学科IV(構造)及び学科V(施工)

合格基準点等(正答肢、配点、合格基準点)

 

令和4年度の学科試験問題&解答

学科I(計画)及び学科II(環境・設備)

学科III(法規)

学科IV(構造)及び学科V(施工)

合格基準点等(正答肢、配点、合格基準点)

 

令和3年度の学科試験問題&解答

学科I(計画)及び学科II(環境・設備)

学科III(法規)

学科IV(構造)及び学科V(施工)

合格基準点等(正答肢、配点、合格基準点)

 

令和2年度の学科試験問題&解答

学科I(計画)及び学科II(環境・設備)

学科III(法規)

学科IV(構造)及び学科V(施工)

合格基準点等(正答肢、配点、合格基準点)

 

令和元の学科試験問題&解答

学科I(計画)及び学科II(環境・設備)

学科III(法規)

学科IV(構造)及び学科V(施工)

合格基準点等(正答肢、配点、合格基準点)

 

とりあえず一周は解いてみる

過去問を入手できたらとりあえず全教科まるまる解いてみましょう。過去問を一度解いてみることで

 

  • 試験問題の感覚がおおよそつかめる
  • 時間配分にどれくらい必要かが把握できる
  • 自分がどの部分苦手かがおおよそつかめる

 

など、分からないながらも試験に向けた道筋がおおよそ見えてくるはずです。最初は間違える問題が多かったり、分からない問題が多くて挫折したくなったりするかもしれません。

 

できなかった部分に固執せず、ここでは全体把握に努めましょう。

 

過去問は最低3周以上解く

とりあえず一周解くことができ、問題の全容がつかめたらひたすら解いていきましょう。ただ解くだけではダメです。

 

この3周は全ての問いの枝を完全理解すること

 

これができれば大抵の人は通過できます。ただ、これをやるには労力と時間を要します。建築士試験は己との戦いですよね。モチベーションを保つことも勝つためでもあります。

 

解説を読み込む

「3周してみたけどぜんぜん問題が分からない…」そんな方は過去問と一緒に記載されている解説に目を通してみましょう。

 

解説にはその問題を解くためのヒントが書かれており、考え方や覚え方などが書かれています。ついつい何度も過去問を解くことで正答率をあげることだけしか考えられなくなってしまうでしょう。

 

しかし、その問題の答えにどういった背景があるのか、どのように考えるべきかを知っておかなければ、いざ本試験で少し言い回しをかえられただけで解けなくなってしまいます。

 

過去問は丸暗記せず、しっかり解説を読み込み、言い回しや意味をしっかりと理解していきましょう。

 

過去問を解く以外にこんな方法もおすすめ!

あえて言いますが、正直独学でも合格を目指せますが難しいです。それは

 

市販のテキストだと情報量が少ない

 

独学の方には次の方法がオススメです。前半で数冊と述べましたが、資格学校のテキストの方が癖が無くまとまっています。そして、その資格学校の購入方法は以下です。

 

  • 通学者と同等のテキストがもらえる通信講座を申し込む
  • フリマアプリで通学者のテキストを通う

 

1番目はよくある手段ですが、2番目はあまり知られていないかもしれません。実際、通学していた私でさえこの方法はかなり良かったです。

 

今メルカリやラクマ、ペイペイフリマなど数多くのツールが出てきました。

 

出品者にとっても機会が多く訪れており、需要と供給が大きくなっています。検索してみればわかると思います。

 

テキスト発行元の比較

これはあくまで私の個人的な見解ですが、ほぼ間違いないと思います。

 

日建学院

日建学院はもともと日本建築資料研究者という名前で、参考書を出している会社です。

 

テキストをまとめている力はやはり1番です。

 

分かりやすいテキストで見やすいという特徴があります。デメリットは授業は映像になります。支店にも教師はいますが授業はしません。質問などを受け答える方という感じです。

 

総合資格学院

総合資格学院は基本的に通学で授業を行うスタイルです。よって、わからないところなどあれば、質問もしやすい環境です。

 

テキストは日建学院よりは劣りますが、オプションで出されていく教材やドリルなどはかなり力が付きます。

 

1つの問題に対して、様々な聞かれ方をするので理解力が深まります。通学版の教材が情報量や力のつき方が違いますのでオススメです。

 

最後に

 

いかがでしょうか。一級建築士は社会人になって受けられる方がほとんどで、自分との戦いという場合が多いです。

 

モチベーションを保って頑張って欲しいと思います。モチベーションを保つのにかなり役に立った書籍を参考までに貼っておきます。

 

長年、一級建築士の試験分析を行なっている方の講座です。私は思い切って、半信半疑の学科直前模試対策を受けました。教材は直前の模試数回分でしたが、

 

ネット含めた受験者がどの問題をどのくらい間違えたか分かる、ケアレスミスが分かるのがかなりモチベーションに繋がりました。

 

予想対策にもなりますよね。これは私の勉強法です。最後にまとめです。

 

・資格学校に通う(問題集を3周する)

・他の資格学校の参考書を買う(他校にしかない情報を得る)

・ウラ指導の対策講座を受ける(現在の受験生のレベルを確認)

 

最後に資格学校に通う点については通信学校でも最近はクオリティが高いテキストが多いです。参考までに紹介します。

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