- スタディングって実際どうなの?
- 価格が安すぎて不安
- オンラインって大手資格学校とどう違うの?
- 本当に合格できるの?
スタディングの一級建築士講座は校舎が無いので、上記の悩みがありますよね。今回は一級建築士である筆者がスタディングのサービスってどうなのか体験もしてレビューしたいと思います。
ちなみに筆者は二級建築士をはじめ一級建築士の他にも不動産・建築系の資格も持っています。
スタディング一級建築士講座の主な特徴
スタディングとは忙しい方が毎日の生活のスキマ時間を使い、難関試験でもムリなく効率的に学習できるように教材・カリキュラムを提供しています。
一級建築士の学習では学習量が膨大なので、建築士試験対策に特化して合格点を超えるための最小限の学習で極めるというコンセプトです。
どこでも学習できるスタイル
一級建築士の試験範囲は歴史系もあれば数学系の要素(計画から構造まで)を解く力も求められます。まさに文系理系を問わないため得意・不得意というものが通じません。いい意味でも悪い意味でもです。
よって、繰り返し学習することが脳科学的に良いと言われております。これは語学でも一緒ですね。
スタディングでは繰り返し効果を発揮するために机に向かう壁を、パソコンやスマートフォンでも学習できるスキマ時間を使って記憶に刷り込む学習環境を提供できることを強みとしています。
今なら無料で一部動画が視聴可能
スタディングの一級建築士講座では無料の初回講座に加えて、無料セミナー「短期合格セミナー」を配信しています。
これは無料会員登録するだけで、すぐにパソコンやスマートフォンで見れるのでこれだけでもお得です。
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AI復習による学習システム
スタディングでは一級建築士試験に重要とされている「合格点に届く学習と無駄を省いた高効率学習」を強みとしています。
一級建築士の試験範囲の内容を全て理解するところから問題までやろうとすると最低でも10年以上はかかります。大切なのは合格点に必要な出題される問題だけを100%回答できる力をつけることです。
スタディングでは単に試験の重要なに重要論点だけを厳選しているのではありません。業界内でも唯一、AI問題復習機能によって、間違えた問題や苦手な問題に取り組む機会を多くすることができます。
日建学院や総合資格学院、TACの半額以下
他の資格講座費用と比べてみても分かるように、スタディングの一級建築士の講座価格は業界内でも最安の¥99,000です。この講座の内容は学科と製図の総合コースでセットとなっておりオプションもありません。
スタディングは通学スタイルを持たないことから人件費等を削ることにして講座金額を下げております。よって、受講者にも優しい日建や総合資格の半額以下の講座料金で合格までをカバーできる内容となっています。
これには正直、筆者も驚きました。通常、通信講座は大手資格学校で通う校舎が遠い方向けのサービスが主なきっかけがきっかけでした。
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スタディング一級建築士講座を大手資格予備校と比較してみた!
では、スタディングの講座は他の大手資格予備校と具体的に何が違うのでしょうか。なお、プランの種類が多い予備校については内容が充実しているものをピックアップしてご紹介していきます。
講義形式
予備校/講座名 | 一級建築士コースの種類 | 講義形式 |
スタディング | 1級建築士学科・製図総合コース[2024年+2025年合格目標] | web講義 |
総合資格学院 | ストレート合格必勝プラン | 対面講義 |
日建学院【学科】 | 学科本科webコース | web講義 |
日建学院【設計製図】 | 設計製図webコース | web講義 |
TAC【学科】 | 一級 総合学科本科生 | 対面講義 |
TAC【設計製図】 | 一級 総合設計製図本科生 | 対面講義 |
(引用:各資格取得サイト)
webで完結しているかもしくは通学して講義を受けるかによってどのコースを受講するか大きく変わってきます。
特にスタディングはシンプルな1プランで開講されているだけでなく、web講義であるため「とりあえず受講したい!」「場所を選ばず勉強をコツコツ進めたい」という方におすすめです。
ちなみに総合資格学院や日建学院では、他にもプランに応じた様々なコースが豊富に用意されています。(対面講座やweb講義もアリ)
そのため「短い期間で合格したい!」「web/通学で勉強したい」といったニーズに合わせてコースを選べる特徴があります。
費用の違い
予備校/講座名 | 一級建築士コースの種類 | 費用(2024.4時点) |
スタディング | 1級建築士学科・製図総合コース[2024年+2025年合格目標] | 99,000円(税込) |
総合資格学院 | ストレート合格必勝プラン | 1,090,000円(税抜) |
日建学院【学科】 | 学科本科webコース | 700,000円(税抜) |
日建学院【設計製図】 | 設計製図webコース | 130,000円(税抜) |
TAC【学科】 | 一級 総合学科本科生 | 440,000円~(税込) |
TAC【設計製図】 | 一級 総合設計製図本科生 | 319,000円~(税込) |
費用を比較してみると他の予備校が100万円近くかかるのに対し、スタディングの講座は10分の1以下の価格で受講できます。
また費用がおさえられると資格を取得してから元をとる(講座費用の回収)ことも容易になり、受講ハードルが低くなります。
講座内容の充実さ
予備校/講座名 | 一級建築士コースの種類 | コース内容/教材 |
スタディング | 1級建築士学科・製図総合コース[2024年+2025年合格目標] | ・短期合格セミナー:1回 ・基本講座(ビデオ・音声):計102回 合計約70時間* ・WEBテキスト:基本講座各回に付属します ・スマート問題集:計97回 合計約2400問 ・セレクト過去問集:計27回 合計約500問 ・新傾向問題対策講座(学科5科目) ・製図対策講座(ビデオ・音声):計23回 合計約20時間 |
総合資格学院 | ストレート合格必勝プラン | ・学科対策講義(約292時間) ・製図対策講義(約105時間) ・学科テキスト ・学科問題集 ・トレイントレーニング ・建築関係法令集 ・各種テキスト ・エントリー講座(必修項目習得講座)テキスト ・コンパクト建築作品集 ・建築施工材料 ・読み取りマーカー例・エスキスプロセスセット ・課題対策資料 ・設計製図テキスト ・正しい図面の描き方(冊子) ・記述解答のための基礎知識(冊子) ・設備計画ガイドブック ・基準点クリアファイル ・記述解答トレーニング ・本試験課題集 ・各テキスト電子書籍版アリ |
日建学院【学科】 | 学科本科webコース | ・WEB講義(約115回) ・受験対策テキスト(5科目) ・問題解説集(5科目) ・建築基準法関係法令集 ・重要条文ポイント ・養成アプローチテキスト ・サブノート ・各種テスト |
日建学院【設計製図】 | 設計製図webコース | ・基礎テキスト ・基礎テキスト記述編 ・受験テキスト ・当年度課題(6課題/3課題添削) ・早期対策課題 ・製図用紙など |
TAC【学科】 | 一級 総合学科本科生 | ・WEB講義 (約77回) ・構造力学マスター(10回) ・まとめテスト(1回) ・関係法令マスター(4回) ・本講義(46回) ・確認テスト(各回) ・中間テスト(4回) ・法規特訓テスト(3回) ・直前テスト(4回) ・総まとめ講義(4回) ・公開模試(1回) |
TAC【設計製図】 | 一級 総合設計製図本科生 | ・WEB講義 (約22回) ・事前学習(1回) ・設計製図早期講義(全12回) ・設計製図講義(全10回) |
受講費用が高い予備校は費用対効果を狙い、webとテキストの両面から対策を行っていることが分かります。
一方スタディングはすべてweb上で完結できるようスッキリとしたコース内容であることがみてとれます。
ただし、費用が安い=教材が不十分というわけではなく、できるかぎりコストを減らした結果であるため、スタディングだけでも十分合格を狙える充実さがあるといえるでしょう。
スタディング一級建築士の口コミ
合格した方の口コミはスタディングHPに掲載していますが、今回はTwitterに投稿されている口コミを紹介します。
合格した人の声も多数いらっしゃいます。ただ、悪い口コミはそれほどなかったので一級建築士以外の口コミも取り上げます。
良い口コミ
ぼくがスタディングを実際に受講してみて、良いと感じた点は
「無料講座を受けられる」
迷うという方は、無料講座を受講することができます。学科基本講座・製図対策講座をともに無料で受けられます。それを受講してから入会するかしないか決めることができます。— ふぐたくまお@一級建築士×元公務員 (@fugukuma001) November 9, 2021
スタディングの勉強仲間から「いいね」してくれるのなんか嬉しい、ツイッターみたいな嬉しさがあるな😌
— Yatto (@tyhrxyx) November 12, 2021
大学の同級生が昨年一級建築士に合格しました!
自分のことのように嬉しいお知らせ😆建築士に受かるために必要なのはセンスじゃなくて、とにかく勉強する、努力すること。あと運も必要かな💦
独学で受からない人は、思い切ってお金を払う
スタディングなら比較的安めだし、今月末まで15%OFFです!— やまだ@一級建築士ブロガー (@ymdblog) January 29, 2023
一級建築士学科受かってた!スタディング+αの独学で不安だったけどよかたあ。製図は来年がんばろーーっと、
— shion@建築 (@shion_arch) September 7, 2021
スタディングは無料体験が受けられるという点が大きいようです。本当にこの安さで合格できるのか?と疑問に思う方はぜひ無料体験を受講してみるのが良いでしょう。
悪い口コミ
スタディングの要点暗記ツールの印刷は、加工が面倒なので普通に印刷しました。自分で暗記マーカー引きます✍️
今、ファミマで印刷中。民法の1〜44までなんだけど結構時間かかる〜🌀 pic.twitter.com/gdvh0upTIw— なすこ@2023年司法書士受験生🐣 (@nasuko45) November 13, 2021
・適当に選んでスタディング(一級建築士)申し込んだ。
・受講費79,200円は、普通の資格試験勉強だと高額すぎる投資ですが、建築士の中でみれば、安価な教材部類。
・小さな子供が二人いるので、隙間時間を有効に活用して、まずは、年内500時間を目標にこれで勉強してみよう。— KーM (@KensukeMorimoto) August 28, 2022
スタディングのデメリットはやはりオンラインに特化しているだけに、テキストも電子化されているので紙ベースで学習したい人には少し工夫がいるようです。
また、スタディングの特徴でもある厳選された教材が故に、物足りないと感じ人もいくらかいるようです。
スタディング一級建築士の体験レビュー
一級建築士講座の無料体験に必要なのはメールアドレスを登録するだけなのでとても簡単です。
私は講座全体が分かる右側の「スタディング建築講座」を選択しました。
早速、メールアドレスからアクセスすると公式サイトにマイページが作成されています。
マイページでは上段に自分が何曜日にどのくらい学習したか過去の学習経歴を可視化できます。
無料講座では1つの動画しか見れないと思っていましたが、試験説明の概要と計画の授業を一コマずつ受けられます。
動画講義は必要最低限の重要な情報の連続で、無駄を省いています。例えば、計画の病院計画では赤字の部分が試験で狙われやすいことを示しています。
動画の速度調整など効率よく視聴できるよう配慮されています。
テキストはオンライン上で見ることができ、重要な部分は虫食いになっています。持ち運ぶ手間が無いです。
マイページには仲間やライバルがどのくらい勉強したのかが表示されているため、モチベーションの維持に役立ちます。
通常の通信講座は1人で勉強するだけですが、頑張っている人を見ると「自分も頑張ろう」と思えますね。
これはカフェで勉強する集中力と似ていると思います。
スタディングのアプリを使えば、パケットの制限を気にしたり、地下鉄など圏外の場所などインターネットが使えない環境でも見れます。
スタディング一級建築士講座の良かった点
学習モチベーションが維持できる
通信講座の唯一の弱点とも言えるのがモチベーションが続かないことですが、スタディングではマイページというものを受講生の一人ひとりに用意をしています。
学習の進捗が分かるだけでなく、SNS感覚で同じ受講生の仲間と情報交換ができるので通学と同様の意識が働きかけられます。
オンラインに特化した講座環境
パソコンやスマートフォンはもちろん、タブレットとの相性は抜群に良いことがわかりました。
再生速度も自由に選べるので、すでに理解している内容は早送り、じっくり学びたい部分は通常の速度や複数回の視聴といった操作が可能です。
スタディングはオンライン教材なのでわざわざ重いテキストを何冊も持ち運ぶ必要がありません。
復習問題の抽出が非常に優れている
学習をやればやるほど効果があると感じたのが、特許を取得したAIによる苦手解決の復習機能です。
ここまで人間はAIに頼っていると痛感するほど、苦手な問題を出題できる能力に優れています。自分の理解していない、苦手部分を認識することはとても時間がかかるので、このAI復習機能を利用した方が効率的に学習できます。
スタディングでは効率的な学習に強みがある通信講座ですが、AI機能で時間の節約にもつなげてさらに効率よく知識をインプットできるよう学習環境を整えています。
スタディング一級建築士講座の悪かった点
授業を対面で受講できない
スタディングでは通学の校舎を構えていないので、オンラインで完結します。
通学のメリットとも言える生の授業での集中しやすさや先生への質問といったものができないのです。
ただ、私は様々な資格を取得してきましたが全て通信講座でした。一部通学講座もありましたが、通学していても動画講義があります。
結局のところ、どちらの学習方法も動画学習をするので、対面にこだわる必要なく個人的には安い通信講座で十分だと考えています。
製図試験対策が弱め…
大手講座では設計製図の添削指導を直接受けられるようなカリキュラムが組み込まれているのですが、スタディングでは行われていません。
2024年版から講師に直接質問できるものの、図面添削は行ってもらえないためしっかり製図できているのか確認するには課題をこなす必要があります。
とはいえ、これだけの充実内容で製図の基本的な指導講義はあるので合格の可能性も大いに期待できます。
「課題をこなすだけで十分」という方は問題ないのですが、スタディングだけでは不安…という方は以下の方法で補強するとよいでしょう。
- 市販の製図教材を使用する
- 他の通信講座で設計製図コースを受講する
スタディング一級建築士の解約方法について
スタディングでは無料体験時に会員になる必要がありますが、会員登録自体は無料なので心配はありません。
受講後の解約方法については、お問い合わせのページから解約を申し出れば解約が可能です。
通信講座は特定商法特引法により返金対応はできないのですが、スタディングは規約で独自に返金対応しています。
一級建築士の筆者がスタディングをおすすめする理由は2つ
スタディングをここまでお勧めする理由は大きく2つあります。
- 某大手資格学校より合格の可能性がある
- 2年目以降の試験の基礎固めになる
分かりやすくグラフで解説します。
某大手通信講座はテキストや過去問集は充実しているものの、授業も試験間際まで行います。
さらには宿題も膨大に出されるため、十分に過去問題集にまで手が回らないケースがほとんどです。
某大手資格学校に対して、スタディングは自分のペースで最小限に限定された授業を自分のペースで進められます。
そのため、過去問題集にも手が回りやすく合格までググッと近づくことができるんです。
さらに、某大手資格学校とは違い、2年目以降となったとしても基礎固めできた1面目の費用はわずかなので2年目以降の合格に力を入れられます。
これが1年目にを受けるべき理由です。
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スタディング一級建築士のレビューまとめ
スタディング一級建築士講座のまとめ
- 口コミで合格者が続々出ていることが分かる
- スタディングは合格のノウハウが凝縮されら教材とスキマ時間学習が可能
- 業界最安の受講価格¥99,000により2年目以降も安心
- 通信講座で合格した私も驚いたAI復習システムが決め手
- 無料体験を受講できるので安心して申し込みができる
- 2024年度講座より学習Q&Aサービスが導入され質問が気軽にできる
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