一級建築士の通信講座を受講するにあたって次の疑問があるかと思います。
- 通信講座ってどんなものがあるの?
- 講座を比較する方法やポイントが知りたい
- 一級建築士の勉強を失敗したくない
- 独学でも合格できるのか、勉強方法が知りたい
- 一級建築士に合格する勉強方法や時間が知りたい
以上の疑問がみなさんにはだいたい当てはまるかと思います。これが分かるのは私も受験者だったからです。
この記事を読む事で、一級建築士にあなたでも合格できることとその最適な方法について解説します。講座も一級建築士である私が比較して解説しています。
記事の後半にランキングと講座内容、後半は一級建築士の勉強方法についても記載しております。
結論から先に一級建築士の通信講座のランキング表を載せておきます。
一級建築士の通信講座厳選ランキング11選を徹底解説
1位:STUDYing 〜スキマ時間で高効率に高コスパで最短合格!〜
引用:STADYing
講座内容
- 短期合格セミナー:1回
- 基礎講座(ビデオ・音声):計102回・合計約65時間
- WEBテキスト:基礎講座各回に付属
- スマート問題集:計97回・合計2,300問
- セレクト過去問集:計27回・合計480問
- 製図対策講座:(ビデオ・音声):計20回・合計約17時間
Point①:業界最安値なのに映像講義で質の高い学習が可能
やはり業界内でも講座の費用が格安ということでメリットがかなり大きいです。他の通信講座では20万以上からしますが、スタディングでは10万円をきることができます。キャンペーンを多く開催しており、さらにお手頃になっています。
映像講義でも、市販のテキストではわかりにくい内容に対しても図表やイラストを中心に解説しているため、本質を理解できるよう工夫されており、応用問題にも対応できるようになっています。もちろん、暗記効果にも絶大です。
Point②:PCやタブレット、スマホに動画だけでなくテキストも対応
そして、なんと言っても通信講座に特化しているのでスマホやタブレットなどでも動画を視聴することができます。
さらに、テキストが全てPDF化されているので、重たい教材を何冊も持ち運ぶことなくどこでも学習することができるのが強みです。講義のクオリティも重要ポイントを絞って解説しているので高いです。
引用:STADYing
Point③:脳科学に基づいた暗記や復習で高効率で合格が可能
教材の中にはAI機能を加えており、復習などを効果的に進めて苦手克服ができるようになっております。しかも、これは特許を取得しているアプリ学習法です。
さらに、スタディングではモチベーション維持のためにマイページにて学習時間や進捗管理、勉強仲間とのSNSのつながりなど様々な工夫が施されているのです。
引用:STADYing
STUDYingの口コミ
スタディングではインターネット上でも様々な口コミが公開されており、参考になりそうな口コミを集めました。
アプリで全範囲学べるので通勤時間など隙間時間を活用して勉強できるのがありがたかったです!とにかくお金をかけたくなかったのでスタディングを選びました。
大手の資格学校が高得点を狙って広範な知識をつけるところをスタディングは無駄を削ぎ落として確実に合格するというスタンスだと分かったので、じっくり取り組んでスタディングが教えてくれることを全部頭にしっかり詰め込む!という意識で取り組みました。合格者の声より
昨年、完全独学で受験しましたが、膨大な出題範囲に圧倒され、モチベーションを保つことができませんでした。
スタディングでは、単元毎に基本と出題ポイントを学べるので、出題範囲を頭の中で整理しながら勉強することができました。
動画視聴後、すぐにWEBテキスとスマート問題集を確認することで、記憶の定着にも繋がりました。スマート問題集は、自分の苦手な範囲について重点的に勉強することができて、すごく重宝しました。合格者の声より
おかげさまで、初受験で学科合格できました。大手資格学校に通ってる人に負けたくないという気持ちで、学習をしてきました。
スタディングは建築士試験の出題範囲を網羅するのに非常に有用なツールだと思います。
インプットをスタディングで、アウトプットを過去問や大手予備校の公開模試ですることで、学科については十分合格圏に達することができると思います。合格者の声より
STUDYingのまとめ
スタディングは総合的に費用対効果では絶大な学習効果が期待できます。これで合格することはもちろん、来年を見据えて始めることも大いにお勧めです。
ポイント別評価
- 講座の費用:ダントツでお得と言える
- 講義・教材:必要最大限の内容を教授や建築士が解説し短期で合格できる内容
- 企業の信頼度:講座の実績は長く無いが急激に合格実績が伸びている
- オンライン環境:スマホやタブレットでも動画視聴はもちろんテキストもデバイスで管理できる
- 環境・サポート:マイページにて学習管理や独自SNSでモチベーションを維持が特化している。
- 受講者の合格率:実績としては浅いが合格実績が出ている。
- 学習時間:臨機応変に始められるので迷うことなく受講可能
今、スタディングでは無料体験することで、15%割引キャンペーン(1月31日まで)を実施しており、さらに価格を抑えて申し込むこともできます。
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【2024年最新】スタディング一級建築士講座の口コミや評判を紹介
スタディングの一級建築士講座は校舎が無いので、上記の悩みがありますよね。今回は一級建築士である筆者がスタディングのサービスってどうなのか体験もしてレビューしたいと思います。 ...
2位:日建学院 〜長年の実績とノウハウと映像講義で合格を目指す〜
引用:日建学院
講座内容
学科理論Webコース 全83回
- 建築入門:全16回・・・建築に必要な基礎知識の学習
- 建築のための数学:全5回・・・建築士試験に必要な数学の基礎
- 養成アプローチ講義:全16回・・・苦手意識を持ちやすい「構造力学」と「法規」を基礎から確実に理解
- 理論講義:全42回・・・基礎から応用まで、わかりやすく解説するメイン講義
- 学力テスト:全3回・・・学力試験1回 公開模試3回・・・学力チェック
- ズバリ解説・・・確認したい問題の解説講義を瞬時に視聴できる学習サポート
- 建築BASICテキスト 3冊・・・イラストや図解を用いた入門テキスト
- 学科受験テキスト 5科目・・・合格するための基本書
- 問題解説集 5科目・・・過去に出題された問題を最新の法改正に合わせて掲載
- 建築基準法関係法令集・・・本試験に持ち込める唯一の教材
- 重要条文ポイント・・・700を超える条文から出題頻度の高いものを厳選
- 建築のための数学・・・構造計算で使用する数学を基礎から復習
- イラスト建築基準法・・・イラストを用いた条文の理解のためのテキスト
- 各種テスト・・・Web上で受講するテスト
設計製図Webコース 全6回
- Webによる基本学習・・・課題の概要説明、基本事項の習得、1級製図本試験チャレンジ
- 基礎テキスト・・・2色刷りのわかりやすい解説
- 受験テキスト・・・課題に即した傾向と対策を網羅
- 基礎テキスト記述編・・・記述の基礎知識、作成技術及び書き方
- 当年度課題 6課題/3課題添削・・・作図力の強化
- 早期対策課題 2課題・・・確実なエスキスを行う力を身につける
- 製図用紙他
Point①:建築系最大手の信頼度と長年の実績のノウハウ
建築系資格の最大手学校ということもあり、テキストや講義に関しての情報量はトップレベルです。講義の回数も多いため、その分試験範囲をカバーできます。
日建学院で実施している全国模試は受講者が多いため、参考になるデータを取得できます。模試の結果は単に点数だけでなく、どの問題が解けて解けなかったか、そして受験生の平均正答率は何%かまでも出ます。
引用:日建学院
Point②:講義の質の高さに加え、講義の多さに苦手克服しやすさをプラス
映像講義は日建学院が独自に撮影したもので、無駄な内容は一切排除して内容が濃いものに仕上げられた質の高いものになっています。もちろん、イラストや実際の実例動画も加えた初心者にも分かりやすい映像もプラスされています。
そのため、対面講義より映像講義の方が良いという生徒も少なくありません。これにより、合格したという生徒もいるくらいと私が通学時も聞きました。
Point③:添削などのサポート体制も充実
通信講座においてもメールとFAXで質問することができます。各校舎に構える事務員の方でも、建築の知識が豊富なので質疑など疑問に思ったことは答えてくれます。校舎も全国各地にあるので、サポート面は充実していると考えて良いでしょう。
また、学習を行っていく上で通信講座での進捗管理などは完全に自己管理となりますので、自分で計画することができる反面、モチベーションの維持の工夫が必要です。
日建学院の口コミ
日建学院は公式HP上でも様々な口コミが公開されており、参考になりそうな口コミを集めました。
映像講義はとても分かりやすかったですね。施工や環境は教科書だけでは分かりにくいところがあるので、動画や写真で説明してくださったのでとても理解しやすかったです。学生にとっては、学校では学べないことですので、映像で学べるのはとても大きかったと思います。
日建学院合格者の声より
独学では莫大な範囲の中、自分で勉強方法を見つけるのは時間もお金もかかってしまい、効率的ではないと思いました。特に製図はやり方も分からない状態でしたので、正直1年で取るのは不可能だったと思います。絶対に1年で取りきろうと決めていたので、日建学院にレールを敷いていただいている方が自分も走りやすいなと思いました。
日建学院合格者の声より
通っていた専門学校が日建学院さんと提携校だったので、そこで契約して、独学はやめました。あと、1級建築士試験合格率が10%というのと、2次試験は独学ではほぼ受からないというのを聞いていたので、独学は無かったですね。
絶対受からないですね(笑) まず過去問集を探すことも大変ですし、テキストを探す時間もかかってしまいます。Webサイトで2次試験について調べてみても、エスキスや製図の指導を聞けるところがあまりないので、そういう面でも独学は選ばないですね。
日建学院合格者の声より
日建学院のまとめ
日建学院は通学講座をメインとしていますが、通信講座も実はかなりおすすめなのです。講義の質の高さとテキストはやはり合格レベルに達するものです。
ポイント別評価
- 講座の費用:学習内容に見合っている
- 講義・教材:講義の多さと動画によって分かりやすさと定着率が大手である
- 企業の信頼度:総合資格学院と並ぶ大手という実績がある
- オンライン環境:スマホやタブレットでも動画視聴が可能である
- 環境・サポート:受験者のスピードで自由にできる反面、モチベーションの維持が難点。
- 受講者の合格率:通学講座の実績は高いが、通信講座のみの公表は無し。
- 学習期間:内容が濃いだけに直前では始められるものではない。
3位:TAC 〜質の高い講義と手厚いサポートで初心者でも安心できる〜
引用:TAC
講座内容
学科本科生:全56回
- 本講義(Web):全50回・・・出題分野別の基本からわかる動画講義
- 中間テスト:全5回・・・各科目の知識が身についているかの確認
- 公開模試:1回・・・本試験同等のレベル・形式
- 直前演習ゼミ:全8回・・・問題演習と解説講義(法規タイムトライアル含む)で実践力を養う
- 直前テスト:1回・・・最終チェック※自己採点
- 確認テスト:講義に準ずる・・・講義後の理解の促進に
- 学科テキスト・・・必要な知識を厳選した毎年改定のオリジナルテキスト
- 学科問題集・・・過去10年分の本試験問題をカテゴリ別に掲載
- 建築基準関係法令集
- 直前ゼミ専用レジュメ
- 快速スタディ(モバイル問題集)・・・1,250問の過去問を収録
設計製図本科生:全10回
- 課題の概要説明 1回・・・製図試験に必要な法規・作図手順
- 前半講義 4回・・・公表された本試験課題に基づく基本的な課題
- 後半講義 5回・・・応用的・発展的内容の課題
- 設計製図テキスト
- 過去問題集
- 記述課題冊子
- 公表された設計課題に基づく課題一式
- 練習用紙セット
Point①:大手建築系資格学校より費用は少し抑えられる
最大手の日建学院と総合資格学院では60万円〜100万円以上が相場ですが、同じようなカリキュラムでも、TACでは少し抑えられるのが特徴です。とはいえ、通信講座の費用は相場としては高めとなっております。
また、TACにおいてもキャンペーンで価格が低くなっているのでこちらも一度チェックしてみましょう!
引用:TAC
Point②:質問対応や自習室の利用などサポート面でメリットあり
講義内容の質問はメールによっても受け付けているので、サポート体制は良いと言えるでしょう。TACの講師には建築士試験に詳しい方もいるので、疑問点は解消できます。
また、TACの自習室が利用できるので家では集中できない!という方には嬉しい体制かと思います。大学受験などで予備校にこもっていた方はよく居たかと思います。
Point③:モバイル問題集「快速スタディ」で繰り返し学習できる
やはり資格の学校としては一流となりますので、勉強方法やノウハウによってテキストやカリキュラムも質が高いものになっています。特に、モバイル問題集は場所を選ばずに学習が可能になるでしょう。
これは過去10年分の過去問を集めた問題集となっているので、試験対策としてこれだけでも十分なほどです。約1250問の問題を解くことができます。
引用:TAC
TACの口コミ
──(TAC) 数ある資格学校から、なぜTACを選ばれたのでしょうか。
合格者A 他社に比べて受講料が安く、しつこい営業電話がないのが好印象でした。また講師室ブログを読んで好印象だったこともあります。
合格者B 二級建築士取得の際にもTACでした。講義がわかりやすく先生方も親切だという信頼感がありました。またもともとリーズナブルな受講料が、ステップアップ割引でさらに安くなるのも良かったです。
合格者C 1年目は独学で勉強し、2年目は資格学校へ通うと決めてすぐに申し込みました。講師室ブログを読んでいたので、TAC一択でしたね。
TAC合格者の声より
──(TAC) 実際に受講してみて、感想はいかがでしたか。
合格者A 講義は明快でわかりやすく、語呂合わせも暗記に役立ちました。
合格者B 講義内容が理路整然としていて、疑心暗鬼にならずに安心して授業に集中できました。先生には些細なことでも親身に解決の糸口を探してもらえて、毎週前に進んでいる実感を得られました。
合格者C 出題頻度の予想をはっきり断言してくれて、心強かったですね。
TAC合格者の声より
──(TAC) では最後にこれから受験する人たちへ、アドバイスをお願いします。
合格者A 「今年で受かる、1年で終わらせるんだ!」と覚悟を決めるのが大事です。教材はできるだけしぼり、1周ごとに細かく理解していくのがおすすめです。
合格者B 「絶対合格する」という強い気持ちを持ち続けること、勉強時間を確保することが重要です。周囲に「合格する」と公言すると協力を得やすく、スケジューリングもしやすくなるのではないでしょうか。
合格者C 「過去問に始まり過去問に終わる」と実感しています。学科の問題集は、問題文まで暗記するぐらいの気持ちで繰り返す。製図も、過去問を最低でも10年分は調べる。これで、どんな出題があっても対応できると思います。
TAC合格者の声より
まとめ
ポイント別評価
- 講座の費用:通信講座の相場で見ると高めである。
- 講義・教材:講師の講義が分かりやすいと定評がある
- 企業の信頼度:資格学校としては大手の実績がある
- オンライン環境:スマホやタブレットでも動画視聴が可能である
- 環境・サポート:メールでの質疑回答が可能
- 受講者の合格率:最大手の2社には劣るが多くの実績はある。
- 学習期間:内容が濃いだけに直前では始められるものではない。
4位:総合資格学院 〜業界でも高い合格実績と通学に近い講座を用意〜
引用:総合資格学院
講座内容
学科合格必勝WEB(+LIVE)コース
- 学科強化講座:全3回
- 学科対策講座:全23回(強化・対策26回のうち13回が対面可)
- 合格判定テスト・・・履修範囲の理解度確認
- 実力テスト:全2回・・・本試験における出題頻度の高い問題を厳選
- 法規耐久講座・・・計算問題、融合問題、図解・表形式
- 模擬試験:全3回・・・弱点の克服と強化
- 総合模擬試験・・・学習成果の確認
- 必修項目習得講座テキスト・・・毎年改定・学習の土台作り
- 講座テキスト・・・毎年改定 基礎から応用まで順序良く学べる構成
- 問題集・・・過去11年間の過去問題を掲載
- 建築関係法令集
- トレイントレーニング・・・重要ポイントをコンパクトにまとめたトレーニングブック※電子書籍版あり
- 各種教材・・・コンパクト建築作品集など
設計製図コース(通学必須)
- エスキスプロセスレポート・・・課題文の読み取りからエスキス完成に至るプロセスの解説
- 課題対策資料・・・当年度用途を効率よく学習
- 設計製図テキスト・・・試験攻略に必要な基礎知識の習得
- 正しい図面の書き方・・・効率的な作図手順を理解
- 記述解答のための基礎知識・・・要点記述のための基礎知識を習得
- 設備計画ガイドブック・・・設備方式やシステムを正しく理解
- 基準点クリアファイル・・・設計の根幹となる知識を習得
- 記述解答トレーニング・・・記述力の強化
- 本試験課題集・・・過去18年分の本試験問題を分析
Point①:資格学校大手であり、合格実績も高い
総合資格学院は一級建築士業界で通学者が最も多い資格学校となっており、合格実績も多いものとなっています。
なんと言っても教材の情報量は業界一多いと言って良いでしょう。テキストもコンパクト建築作品集や必須項目テキスト、新傾向対策テキストなど他の資格予備校には無い教材で知識の幅を利かせる内容となっております。
Point②:対面講義が付いてくる講座がある(回数限定)
総合資格学院では対面講義に力を入れているため、通信講座の生徒であっても直接のサポートはある程度受けられるというのもメリットと言えるでしょう。
あくまで通信講座を申し込んだ生徒は回数限定になるので、そこの差はしっかりと認識しておきましょう。
引用:総合資格学院
Point③:添削指導もあり通学に近いサービスがある
通信講座とはいえ、金額もそれなりになるので質の高いサービスが受けられるのも事実です。実際に上記で挙げた回数限定の対面講義の受講、質問用紙による受付、さらに学習相談ができるカウンセリングシステムもあります。
通信講座の中でもハイブリット形式を勧めているのが、総合資格学院の特徴と言って良いでしょう。
総合資格学院まとめ
総合資格学院は大手資格学校であり、通学スタイル重きを置いています。通信講座とはいえ、半分の回数は通学できるというポイントがあります。教材内容も業界内ではトップレベルです。
ただ、製図講座は通学が必須になるのでそこだけは先を見越しておきましょう。通学ができない方は注意が必要です。
5位:合格ロケット 〜リーズナブルな価格と質の高いアプリで学科合格を目指す〜
引用:合格ロケット
講座内容
- アプリ・・・過去20年間の過去問から学ぶ一問一答形式
- 音声教材・・・音声からイメージして知識を定着させる隙間時間学習に最適なコンテンツ
- 印刷物教材 A4約2,000ページ・・・電子ブックで閲覧可能
- オンライン講義・・・合格ロケットユーザー参加無料
Point①:学科試験だけだが受講費用が抑えられる
合格ロケットはアプリに特化したカリキュラム構成のため低価格を実現できています。講義を受けていくというよりは、過去問を電子端末を使ってひたすら解きまくるという勉強法に特化しています。
それを補強する形で動画形式の動画ライブラリー会員という制度も設けられています。これはLIVE講義のものなので、それに直接参加するという方法もあります。
引用:合格ロケット
Point②:過去20年分が詰まった過去問のアプリが誕生
一級建築士の勉強で大切なのはやはり過去問を解くことです。そのことを熟知した上で、合格ロケットはアプリというスマートな形で20年分を厳選して問題集をアプリで解くことを可能にしました。
Point③:動画講義の他にも音声教材や電子教材で補強
問題を解けるアプリだけでなく、ダウンロードできる音声教材でスキマ時間学習をより高いものすることができます。いわゆる音声イメージによる知識の定着です。
また、印刷物の教材も電子ブックで閲覧が可能なので外出先でも確認できます。
引用:合格ロケット
6位:教育的ウラ指導 〜メインには向かないが最強の補助役講座を持つ〜
引用:教育的ウラ指導
講座内容
前半戦フルコース
- 前半戦通信添削4課題・・・課題文攻略スキルを合格レベルへ
- 前半戦国語力開発講座・・・自由設計のトレーニング
- 過去問題研究講座・・・平成21年度から令和2年度までの製図試験課題をマスター
- 前半戦一発逆転模試・・・過去の出題傾向を徹底分析した通信の模擬試験
- 解説動画・・・通信添削課題の課題解説,エスキス解説,講師によるフリーディスカッション
後半戦フルコース
- 後半戦通信添削5課題・・・前半戦と同様
- 後半戦国語力開発講座
- 過去問題研究講座
- 後半戦一発逆転模試
- 解説動画
※学科は予想模試のみあり
Point①:学科試験では独自に独自予想の模擬試験を受けられ、苦手分野が把握できる
教育的ウラ指導では学科の講座はありませんが、一発逆転模試という名のサービスがあります。
これは独自に予想された問題と採点表をデータでダウンロードして受けられるというものです。問題を的中させたり、苦手分野抽出に力を入れています。
Point②:製図対策講座では自分の図面の添削だけでなく、他の受講生の添削も見られる
製図試験に力を入れているので、これは前半と後半に分かれたコースが用意されています。その中でも解説動画が含まれているのはフルコースの内容となっております。
また、教材は市販のものを基本としており、購入の必要があります。最もウリなのが自分の採点された図面が掲示板に出され、さらに他の人の採点状況も見ることができます。
これにより、みんなどこで間違えるのかどこまでは基本としてできるのかを把握できます。
Point③:書籍に関しても好評のあるノウハウ本を出版
教育的ウラ指導では一級建築士の独学者を応援することをモットーに、勉強方法を解説する本や苦手にすると痛い法規に焦点を当てて、書籍を出版しています。
7位:全日本建築士会 〜高品質・高実績・低価格がうり〜
引用:全日本建築会
講座内容
学科徹底合格力養成講座 168時間
- 動画講義・・・毎週6時間分の通信講座と全く同じ内容の講義
- テキスト・・・毎年改訂:要点を効率よく学ぶメインテキスト
- 出題キーワード別問題集・・・過去7年分875問をキーワード別に収録
- 法令集・・・見やすく編纂された受験生必携の最新法令集
- 基礎力強化テスト 1回・・・厳選問題から成る475問の確認テスト
- 実力強化テスト 6回
- 模擬試験 1回
設計製図徹底合格力養成講座:計11回・73時間
- 動画講義・・・自力で合格答案を作成するための実践力を養う
- 通信添削課題 10回・・・第一線で活躍するベテラン講師による懇切丁寧な指導
Point①:公共事業の一環として扱われる低価格講座を実現
全日本建築士会の講座は中央省庁や県庁から採用されている実績もあり高い合格率であることも特徴的です。
これにより、営業経費などをかけずともリーズナブルな価格が実現できている理由です。
引用:全日本建築士会
Point②:ベテラン講師とサポート制度
ベテラン講師による映像講義に加え、丁寧な質問に対する回答サービスも受けられます。これは回数無制限なので初心者の方でも安心して受講できます。
8位:建築士の塾 〜実践的な問題演習で合格を目指す〜
引用:建築士の塾byarchicom
講座内容は公式HP参照
Point①:過去問や予想問題など実績的なカリキュラムが豊富
建築士の塾by archicomは動画講義などはなく、問題演習のみとなります。とはいえ、得点源とした法規150問とそのほかの科目125問の問題演習により、知識の定着を目指します。
さらに、近年の傾向を把握したオリジナル模試もセットです。
Point②:製図のサポート体制に◎
製図対策は過去問からアレンジして課題を作成しています。さらに、6回分の対策課題にて本試験への力を付けます。
メールやFAX、zoomなどで質問を受け付けているので、通信であってもある程度の不安は解消されるでしょう。
9位:製図試験.com 製図に特化したコースを複数用意〜
引用:製図試験.com
講座内容
教材コース
- Udemyオンライン講座・・・製図試験の基礎を学ぶオンライン講座
- 前半戦8課題・・・添削4課題・模試・過去問3課題
- 後半戦10課題・・・添削4課題・模試・基礎問題集4課題・オープン課題
- 課題分析帳冊子・・・最終まとめ資料、製図試験ローカルルールブック他
- パーツ集、動画配信資料等・・・ダウンローとして使用
- オンラインレビューZOOM
- 添削メンバー用メール配信
- メンバーズサイトBAND
オンライン指導塾コース生特典
- オンライン図面指導・・・課題レビューの際の個別解説
- オンライン個別指導・・・図面と改善方法についての個別指導
- オンライン質疑応答・・・ZOOMでの直接質問
- 直接指導コースで行っている講義のオンライン開催・・・リアルな講義を受講できる
Point①:通信講座には珍しく豊富なコース数
製図試験.comは名前の通りで製図講座のみとなっています。学科対策は行なっていないので、注意しましょう。通信講座は添削のみのコース、オンライン指導付きのコースがあります。
一般的に知られている減点方式の仕組みに対して、いろいろなノウハウを持っていると言えるでしょう。
Point②:質問や添削の対応がGood
添削指導は教材購入のみのコース以外は受けることができます。専用サイトがあり、そこで質問をすることができます。
さらに、オンライン指導塾コースでは質問だけでなく添削も個別に受けることができます。さらに問題制作担当の方ともやりとりできるので、狙われやすいポイントなど聞くこともポイントでしょう。
10位:建築士塾 〜手厚いサポートが強み〜
引用:建築士塾
講座内容【製図のみ】
長期通信合格講座:全17課題
- オリジナル7課題
- 令和5年度試験対応・全10課題(模擬試験2課題含む)
- 全課題添削と質疑応答、教材一式含む
Point①:添削を常に受けながら前進できるカリキュラム
建築士塾は製図対策のみとなっていますが、通学講座をメインとしているため通信講座についてそこまで情報が多く無いのが事実です。
価格帯としては大手と同じくらいですが、その分いつでも電話やメールで質疑応答をしてくれる体制をとってもらえます。
Point②:講座は長期と短期の2種類
製図講座とはいえ、長期と短期に分かれております。昨年に学科試験のみ合格していた方と、これから合格する方向けという2つの講座があります。
講座の主催は製図対策参考書を数々出している木村武義氏であり、ノウハウに関しては十分と言えるでしょう。
11位:通信制学校の講座
Point①:受験資格と試験対策の2つを同時にできる
当ブログでは受験資格がある方を前提に関して解説しているので、もし、まだ受験資格が満足されていないようであればこちらも参考にされると良いかもしれません。
ただ、対策の量や方法については各学校によって大きく異なりますので、要調査することをお勧めしましう。
一級建築士の通信講座の選び方と注意点
一級建築士の通信講座を比較するにあたって、合格して重要だと言えるポイントを受験者の立場として次の要素に従って、分析表を出しています。
比較ポイント
- 講座の費用
- 講義・教材
- 企業の信頼度
- オンライン環境
- 環境やサポート
- 受講者の合格実績
- 学習期間
ただし、皆さんの受験状況は過去に受験経験がある人もいれば初心者の方、暗記が得意不得意、勉強のスタイルまで違います。
選び方①:受講費用
一般的に一級建築士の通学講座の費用は70万円〜100万円程度します。それに比べて、通信講座は30万円〜50万円というのが相場となっています。
少し厳しい言い方をしますが、一発で合格することは容易ではないため、何年か受験できるという環境を整えておくことが重要です。
選び方②:講義内容や教材・カリキュラム
教材を確認する上で大切なのは過去何年分かというのを事前に調べておきましょう。短すぎても対策は不十分ですし、長すぎても傾向が異なってきている場合もあります。個人的には過去10年分がちょうど良いと判断していました。
また、学科試験と製図試験にそれぞれどういった教材が用意されているかもきちんと把握しておきましょう。
例えば、学科試験では初心者でも分かりやすいイラストなども解説があるかどうかです。製図では課題の回数が十分かも確認しておきましょう。
選び方③:モチベーションの保ちやすさ
一級建築士の学習は非常に長い道のりですので、勉強する時間の確保や気持ちを維持できるかで合格がほぼ決まると言っても過言ではありません。途中で挫折する人も少なくないです。
特に、独学では周りも学習状況も全く分からないですし、焦ることもありません。それに比べて通学は授業に付いていくのがやっとなくらい速く進みます。通信講座は多少つながりにもよりますが同じでしょう。
選び方④:学科のみや製図のみ(受験経験がある方など)
講座内容の紹介で学科と製図がセットになっているものもあれば、別々のものも合ったかと思います。セットにしてしまった場合はお得かもしれませんが、万が一学科が通らなかった場合の費用について問題になるケースがあります。
特に、大手資格予備校では例年返金できるかどうかというのがネットでも話題になりますが、ご自身の実力で合ったり初心者であるならば金額的にもボリュームのある講座は要検討です。
一級建築士の通信講座を比較
ランキングにて作成した分析表をもとに比較一覧で見てみましょう。
一級建築士試験の概要
2023年の(令和5年度)の一級建築士の日程や申し込みのスケジュールは以下の通りと予想されます。あくまで現状での予想になります。
建築士試験の申し込みは揃える書類の多さに比べて、受付期間が非常に短いので要確認しながら準備しましょう。
一級建築士の申込みスケジュール
- 申し込み期間 令和5年3月31日~4月13日
- 必要書類
- 学科試験 令和5年7月23日
- 学科合格発表日 令和5年9月5日(予定)
- 製図試験 令和5年10月8日
- 製図(最終)合格発表び 令和5年12月25日(予定)
受験資格について下記の記事で解説していますので、参考にして下さい。
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【2024年最新】一級建築士試験の受験資格を大学や学歴ごとに解説
こんな方におすすめ 一級建築士になるにはどうすればいい? 一級建築士になるための受験資格や実務経験とは? 学歴はこれで大丈夫?文系でも一級建築士ってなれる? 一級建築士の試 ...
一級建築士の勉強方法と留意点
一級建築士の勉強はがむしゃらにたっても残念ながら効果はありません。しっかりとした戦略を立てて、学習するスケジュールを立てる必要があります。
勉強を始めるタイミングはいつ?
一級建築士の申込みのスケジュールは前段で書いた通りですが、それから学習を始めることはもはや手遅れです。その理由について解説します。
度々私がどの記事でも書いていますが、一発で合格する方が非常に珍しいと言っています。つまり、受験生のほぼ全員が1年以上は勉強しているのです。
以下の記事で詳しく解説していますが、一級建築士の勉強時間の目安は大体800時間〜1000時間と言われています。
詳細は以下の記事で解説しています。
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一級建築士の勉強時間は?独学で合格やスケジュールについて
一級建築士の勉強はとてつもなく長いです。その中でこんな不安が有るのではないでしょうか。 そこに私がこれは実践しておいた方がいい要素をプラスしております。 ただ、 ...
一級建築士の合格率とその合格の違い
一級建築士の試験の合格率はここ例年の結果から見ると10%前後です。
これは皆さんにとって低いでしょうか。おそらく、ほとんどの方は無理だろ。。と思うかもしれません。しかし、冷静に考えてみて欲しいのです。
1年前から勉強を始める人とそうでない人、途中で勉強をやめていく人とそうでない人がいるとして、試験の申込みは誰でもできます。そんな状況で、一生懸命勉強している人は結構限られます。
一級建築士の受験に対して不安はあるかと思いますが、合格のロードマップを作成しました。私が合格した内容を踏まえて作成しています。
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一級建築士になるには?大学や専門学校で最短ルートの合格法
こんな方におすすめ 一級建築士って何? 一級建築士を受検するには? 一級建築士って何ができる?メリットは? 一級建築士ってどうやれば合格できる?勉強方法は? 一級建築士を最短で合格したい ...
一級建築士に向いている人とそうでない人の違い
一級建築士の勉強は非常に長いものであると前段まででお話ししました。さて、ここまででおわかると思いますが、一級建築士に合格できる人はこんな人が多いという例です。
一級建築士に向いている人
- コミュニケーションが得意な人
- 地道に努力ができる人
- 責任感が強い人
- 好奇心が強い
- 負けず嫌いな人
以上はあくまで例ですが、一級建築士の仕事をしていく上でも必要な要素かと思います。
通信講座と通学講座・独学の比較
一級建築士の講座は通信と通学、独学という大きく分けて3つのパターンがありますが、それが一番良いのか。
結論から言うと、通信講座を一番最初に受けるべきです。
まず、独学が厳しいと言う理由は学習のモチベーションが維持することが困難であることと、学科試験だけでなく、製図試験の不明点を誰にも聞けないという絶望的な状況になる得るからです。
学科試験は過去問題集を全部理解できたとしても、製図試験はただでさえ書籍も少ないので合格はほぼ不可能です。
さらに、通学講座よりも通信講座を進める理由はモチベーションの維持と学習方法の最適化を図ることです。
通学講座でも勉強をしなければという環境には置かれますが、膨大な宿題に早すぎる講義内容についていけず挫折してしまうケースもよくあります。
結果的に、何年も通学して資金が底を尽きてしまい一級建築士の受験を断念するということも稀ではありません。私はそんな方を何人も見てきました。
なぜ一級建築士は通信講座が一番良いのか
本記事では通信講座を厳選して紹介しましたが、特に以下のような方にはおすすめなので確認してみて下さい。
こんな方は通信講座がおすすめ
- 効率良く合格したい!通学を何年もしたくない
- 費用をとにかく抑えたい
- 仕事で忙しくても資格を取りたい
- 資格学校の勉強しろ感が苦手な方
上記の項目に1つでも当てはまる方は、通信講座がおすすめです。
一級建築士の通信講座のQ&A
Q1.一級建築士の資格って通信講座でも合格できるの?
一級建築士は通信講座でも合格することが可能です。むしろ、通信講座の方が向いている人が多いくらいです。
建設業界は基本的に仕事がものすごく多く、家に帰ってから机に向かう時間はあまり無いと思います。今はスマホやタブレットでも学習ができるようになりました。
通学の時間が難しい方でも通信講座なら合格できるだけの時間を確保できると思います。
Q2.一級建築士の通信講座の相場ってそのくらい?
ひと昔前の一級建築士の通信講座の一般的な相場費用は40万円〜50万円くらいでした。しかし、今では人件費や教材印刷費の削減など企業努力によって、10万円前後の講座も出てきています。
Q3.通信講座よりも通学講座を勧める学校が多いのはなぜ?
通学講座はずっと前からある講座であることと、金額も大きいので営業的な面もあります。この答えについては私も個人的に観点もありますのでご了承ください。
もちろん、全ての学校が通学講座をゴリ押ししているわけではありません。
今すぐにでも勉強を始めること
一級建築士の勉強は奇跡では合格はしませんので、勉強の効率と時間で合否が決まります。実際に、私も建築士試験を何年もやりましたが、全科目の学習をするには1年かかります。
早い歳で合格したいのであれば、今からでも始めてみましょう。まずは試験ではどんな問題が出るのかを理解するところからでも良いのです。
さらに、マイページの学習進捗や仲間とのSNS交流も体験できるのでモチベーションはこうやって保つんだなあと体験できるのです。
今、では無料登録することで、11,000円OFF割引キャンペーンを実施しており、さらに価格を抑えて申し込むこともできます。
一級建築士の通信講座のまとめ
その理由は通学講座だと1年で合格しなかった時に金銭的に厳しいからです。また、独学では試験に必要な知識と情報が圧倒的に不足しているからです。
それに比べて、通信講座であれば通学講座に比べて費用は半額以下に抑えられることができ、資格学校と同クオリティのテキストや過去問などを使えるからです。
まずは無料体験できるSTUDYingで高クオリティの講座を体験して見ましょう。個人的に無料で体験できるのはすごくお得です。ちゃんと期限内に解約すれば費用はかかりません。
実際にスタディングが一級建築士試験になぜ効果的なのかも解説しています↓
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