こんな方におすすめ
- インテリアコーディネーター試験の合格率や難易度はどうなのか
- どんな対策をいつからやればいいのか?
- 過去の試験から合格を探る
こういった疑問は出るかと思いますが、合格を最短でゲットするには過去の試験を知ることです。
まず、インテリアコーディネーター試験の基本として合格するためには一番手っ取り早いのは合格者の勉強方法をパクることです。
しかし、私は学校でもあまり話す人はいませんでした。そんな方へ少しでも役に立てばと思います。
去年のインテリアコーディネーターの結果概要(合格率や難易度を分析)
一次試験
2020年度(第38回)去年の一次試験の概要は下記の通りです。
- 受験者数 7,908人
- 合格者数 2,693人
- 合格率 34.1%
今年の試験は試験元が発行しているハンドブックの内容の細かい点まで出題されていたそうです。
また、実務経験でしか分からない内容もあるので、少しでもそういった機会に飛び込んでいくことや動画などで学ぶことも重要です。
特に建築士試験にも出るような問題もあるので、建築士を受験される方にもメリットは多いです。
試験の分析結果は総合資格学院や日建学院が詳しく載せています。
二級建築士でもインテリアコーディネーターとかぶっている問題数
建築計画:13問 建築法規:3問 建築構造:4問 建築施工:1問
インテリアコーディネーターの試験内容は、半分以上二級建築士(場合によっては一級建築士)とかぶっているので自信を持って取り組みましょう。
建築士も取得する、いやできるという勢いでモチベーションを上げて学習していきましょう。
二次試験
インテリアコーディネーターの二次試験の試験結果についても解説していきます。
- 受験者数:3,526人
- 合格者数:2,045人
- 合格率:58.0%
インテリアコーディネーターの二次試験は「論文」と「図面作成」という試験結果が見にくいため、ネット上にももちろん合格ラインなどは存在しておりません。
しかし、採点するには建築士試験と同様採点者、つまり人です。
論文に関しては内容を簡潔にまとめて、分かりやすい文章構成能力が問われます。これは短期間で鍛えるのは難しいですが試験までできるだけ慣れておくことが重要です。
採点される機会は絶対に設けましょう。また、図面作成においては独学は少々難しいです。
学科試験はハンドブックだけでもいけるかもしれませんが、できれば通信講座だけでもいいので受講しましょう。
書き上がっても誰も何も自分の評価をしてもらえなければ何もできず、対策の立てようがありません。
インテリアコーディネーターの勉強方法と時間をズバッと解説
インテリアコーディネーターの試験は建築士程じゃないよね?って思う方も多いかもしれません。
しかし、資格学校の総評を見る限り建築士と同等の試験レベルになっています。
私の経験上、インテリアコーディネーターで勉強した知識が建築士に生かされた友人の実績もあるのでこうお伝えしております。
さて、本題ですがインテリアコーディネーターの勉強時間は300時間と言われています。これを逆算していきましょう。
試験は大抵10月に行われます。受験者は学生や社会人など多いと思います。
例えば1日2時間程度勉強できるとしましょう。
300時間➗2時間=150日!
ざっくり計算すると5ヶ月あれば合格できると言われています。
と、いうことは4〜5月からすぐに始めなければ間に合いません。
ちなみに資格学校は半年かけて講座を構成していますので、独学ならこれ以上勉強しなければ勝てません。
インテリアコーディネーター試験への傾向と対策
来年の傾向としては引き続き、難易度は変わらず多少の上下はあるでしょう。
しかし、インテリア業界に限らずですが資格者は増やす方向ですので、難しすぎて受験者を落としまくるようなことは起きないと想定されます。
その中で試験対策としては上記でも述べたように、過去問を何周もして問題に慣れることです。そして、あやふやな問題は無くして知識を身につけましょう。
それが一番の合格の近道です。
二級建築士の記事についても参考になればと思います。
また、インテリアコーディネーターの試験に合格した友人の講座も参考まで。