こんな方におすすめ
- 建築士に英語力は必要か
- 建築業界でTOEICスコアはいくつあると良いか
- 一級建築士かTOEICどっちが先?
ココがポイント
この記事を読むことで、あなたが目指している目標(仕事)には建築士だけでなく英語が必要かどうかが分かります。また、建築業界ではTOEICスコアはいくつあると生かせるかも分かります。
建築士に英語力は必要か
結論から言うと、建築士に英語が必要かどうかと言われれば目標によって必要・不要が分かれます。
これについて、もっと深く解説していきます。
その前に建築業界で働こうと思っているのであれば、まずは一級建築士をとることをお勧めします。
建築業界では一級建築士という資格を持っているだけで評価される傾向にあります。
実務経験も大切ですが、経験があっても資格が無いと無意味です。
最近でもよくニュースになりますが、企業が無資格者を現場に置いて営業停止を受けているケースがよくあります。
建築業界は資格者が本当に足りないんです。
さて、少し話すがずれてしまいましたが、建築士でも英語が必要なパターンと不要なパターンを解説します。
英語が必要なパターン
- スーパーゼネコンで海外の仕事をする
- 建築士事務所の所属で海外で働く
- インフラ企業の派遣として仕事をする
スーパーゼネコンは海外でも仕事が多くあります。設計でも施工管理としても転勤になる可能性が多いになります。
海外の建築物を目の前に触れるには絶好の機会と言えます!
転勤する国によっても、かなり違うでしょう。
また建築士事務所として働く場合は、アトリエでも相当な有名所でないと海外で仕事をすることは難しいでしょう。元から海外に住んで仕事をするなら良いでしょう。
いずれにしても、英語力に営業力がなければ厳しい道です。
インフラは技術の結集と言える企業が多いです。鉄道でも道路でも、国境を超えて技術提供などをしているのでやりがいの大きい仕事になると言えます。
少し、建築とは違った視点も得ることができます。
英語が不要なパターン
- 必要なパターン以外の仕事
上記で挙げた仕事が具体的に海外で仕事をする場合に英語力を求められます。
これら以外では、建築の仕事はそこまで海外に出ていくことは少ないです。
建築業界でTOEICスコアはいくつあると良いか
これは少しTOEICの基本的な話になりますが、基本的に英語のコミュニケーションがある程度取れればもう問題無しです。
ものすごい語彙力が必要というわけではなく、ディスカッションがある程度できれば良いとされています。
TOEICの点数に置き換えると下記のようになります。
初受験や英語初心者の方でもクリアーできるレベル | ||
英語の基礎的な学習のみでも取得できるレベル | ||
新卒採用レベルですが、TOEIC全受講者の平均点は580点前後です | ||
中途採用の最低ラインのレベル | ||
特に730点は海外出張など可能なレベル | ||
自慢できる点数で、特に860点は社内評価や転職にも断然有利です | ||
大手外資系企業での採用基準です |
引用:https://mysuki.jp/toeic-level-809
上記の表でも見てもらうと分かりますが、700点に届けば海外でも英語を使えるレベルになることが分かります。このラインを目安にしてもらえれば良いです。
一級建築士かTOEICどっちが先?
少し冒頭でお話ししましたが、一級建築士の方がTOEICよりも先に取ることをお勧めします。日本の企業は新卒を重んじる傾向がまだあります。
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先に建築士の資格を取得すれば、仕事の機会が増えたり転職のチャンスがグッと広がります。
その時に英語を生かせる企業へステップアップするのがベストだと言えます。もちろん、元々同じ会社でこの流れを踏むのが良いでしょう。
おそらく、建築にこだわる方は設計をやりたい方が多い傾向にあります。
どちらかというと、設計に拘らず現場や営業をやりたい方はそもそも建築業界出なくても良いはずです。
その場合は英語力を高める方がキャリアが広がる可能性もあります。
英語の勉強法についても記事を増やしていく予定です!