こんな方におすすめ
- 建築業界でも転職したいけど、どんな企業があるの?
- 建築業界でも転職を成功させたい!
- 建築業界でホワイト企業ってあるの?
この記事を読むことで、一級建築士であるメリットを最大限に生かして転職できる方法が分かります。実際に私は5社程度の転職サイトに登録して、エントリーなど出しまくりました。結果として、私は転職して年収が150万円ほど上がり、残業時間もほぼ無いです。建築の技術者で転職を考えているなら、読む時間は決して無駄になりません。
ココがポイント
実際に建築業界の転職を経験したことから、年収アップやホワイト企業の見分け方がわかる
【転職の前に】建築業界にも色々な業種がある
さて、建築業界にはどんな企業や業種があるのかまとめました。
ゼネコン
ゼネコンと言われる建設会社への就職を目指す方は多いです。特に建築系の大学を出られると多い割合でゼネコンへ就職しております。ゼネコンへは設計と施工管理がありますが、どちらの職種でもいます。
ただ、設計職は大学院を出ていたりと学生時代の内容を精査される事が多い印象です。尚、一級建築士は必須だそうです。
組織設計事務所
やはり設計を強く志す方が多く目指すのが、組織設計事務所です。大手では日建設計や三菱地所設計、NTTファシリティーズなどが並びます。これらの設計職でもゼネコンと同様の色が強いです。
あとは大学との繋がりなどあるかもしれません。こちらも一級建築士は必須だと聞きます。
日建設計では「木造の設計のみのキャリア不可」と書かれており、ハウスメーカー出身の転職組を寄せ付けない態度をとっています。
ハウスメーカー、インテリア(内装)
この業界は私が経験した業界ですが、建築士を持っていればかなり有利になります。(求人数も多いです)
積水ハウスと大和ハウスが最も売り上げが高い最大手となります。次いで、三井ホームや住友林業も活躍しています。
一級建築士ともなると昇格も固いです。二級建築士の方でも活躍してる方は多いです。
公務員
意外ですが公務員でも建築系の方はいます。私の周囲でも公務員の建築職の方は多いです。
建築士必須かどうかは階級などにもよりますが、市役所や県庁において建築審査課や管理課など現地に関する部署は建築系出身の方が多いです。
不動産、デベロッパー
これはいわゆる不動産の売買や開発業者のことを指します。大企業は比較的、文系エリートが多いという謎があります。旧財閥系の〇〇不動産とか〇〇地所とかですね。
私の偏見ですが学歴が高い人が行く割合が高いです。
事実、私はグループ会社に所属していたので、親会社の同期と一緒に研修をした時に学歴の話になったのが理由です。
インフラ系
インフラとは言っても幅広いです。JRなどの電鉄系、電力やガス会社などもそうですし、高速道路などもそうです。
ここは土木系の技術者とフィールドが一緒になります。それを良い刺激ととるか、建築を極めたい人には遠回りと受け取られる可能性もあります。
年収情報についての情報をまとめていますので見てみてください。
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建築業界で転職が成功する方法とその理由
先に結論を言ってしまいますが、建築士の求人は膨大です。(特に一級建築士所持者)
建築士の求人の特徴
- 求人数が多く採用されやすい
- ゼネコン、設計事務所、ハウスメーカー、デベロッパー、公務員、インフラなど多岐にわたる職種に就くことができる
- 転職サイトでも建築に得意・不得意がある
成功させるポイントはたったの3つです。
- 建築業界にはどんな仕事があるのかを把握する
- 建築の転職サイトには強い・弱いがある
- 転職活動の際に準備すべきものはこれだけ
それでは建築士の市場価値はどうなのか。これは私が実際に転職活動を行った時に、某転職支援会社D社の担当者と面談した際にお聞きした内容です。実際に私が転職コンサルに伺った話です。
「建築士の転職は売り手市場。これは今の日本の建築業界で働く人材が少なくなってきているから。なのであまりこの状況は当分の間は変わらない。」(オリンピック後は多少右下がりだと言っていました)
「また、建築で設計をやりたいのであれば一級建築士の資格は必須レベルです」
建築士の免許を持っている方は職探しに困らないと思いますし、私が書類選考した際にそんな感触はありました。
しかし、合格率は高くありませんし、資格取得に対する学費等もそこそこあり、決して容易ではありません。
建築業界にホワイト企業はあります
建築業界はブラックのイメージが強いと思いますが、ホワイト企業もあります。結論を言いますと、公務員とインフラ系の企業です。
ココがポイント
公務員とインフラ系の企業はホワイト企業が多い
公務員はズバリ残業時間が少ないのと、今もなお年功序列が残っているからです。また、インフラ系に関しても発注者としての立場が多く、昔は国の機関が民間となったため建前上である企業もあるからです。私もハウスメーカーからインフラに転職しました。
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その転職はで実現しました。なぜリクナビNEXTで転職が成功したのかということは別の記事で解説していますので、参考までにご覧ください。
またハウスメーカーってどのくらい稼げるのか?という疑問にも答えて書いておきます。
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一級建築士は建設業界のブラックカードです。
建築の転職を成功させる3つの点を解説
冒頭で挙げました不安に対して根こそぎ解説ます。まずは建築業界の仕事を把握することが大切です。みなさんが思っている以上に建築の仕事ってめちゃくちゃ色々あるんです。
正直、こんなの建築学生のうちじゃなかなか分かりません。
だから、やりたいことと違うと思う新社会人の方は多いんです。私と同じ建築学科の友人は6割以上が転職してます。転職すれば良いというわけではありませんが、その位転職する方が多い業界です。
さて、建築業界にどんな仕事があるのかわかったら転職サイトを見てみましょう。
転職サイトについて
リクナビNEXT
リクルートの転職サイトですが、大手だけあって求人数が圧倒的に多いです。また、非公開求人も15万件以上という驚異の件数です。建築関係の求人も一番多く出ているようでした。
実際、私もここで転職を施工させましたがエージェント制度ではないです。エージェントにお願いしたい場合は別サイトの「リクルート・エージェント」に登録する必要があります。
DODA(デューダ)
DODAも求人数が多く、非公開求人も多い印象でした。掘り出し物の求人もあるような感覚でしたので登録しておいた方が良いです。エージェント制度なので求人の案内も定期的に送られてきます。あとはエージェントとの相性でしょうか。
マイナビ・エージェント
マイナビの転職版です。こちらは比較的若い方向けの転職におすすめです。口コミの評価が良くて、満足度が高いのが特徴です。非公開求人数は上記サイトよりかは劣りますが、登録しておいて良いでしょう。
建築業界特有の転職の準備は?
建築業界は他の業界とは違って準備するものがあります。もちろん、これは仕事内容によって異なります。かと言っても大変ではありませんが、履歴書以外にも大切なことはあります。
- 転職したい理由
- キャリアビジョン
- ポートフォリオ
みなさんはある程度のポートフォリオがあれば受かるんじゃ?と思ったかもしれないですね。
しかし、それ以上に転職する理由や転職先でどう働きたいかが建築業界では超重要です。(ここに8割以上注力して良いです)正直、ポートフォリオが大切なのは新卒の就活か、組織設計事務所に転職する方ぐらいが対象ですが。
ポートフォリオも大切な部分ではあるので、合わせて記事も載せておきます。
最後に
私が友人から転職コンサルまでの幅で聞いた中では建築系の就職先は主に6系統に分かれることがわかりました。市販の建築系の就活本にはここまで幅広く書いておりません。
- ゼネコン
- 組織設計事務所
- ハウスメーカー、インテリア
- 公務員
- 不動産、デベロッパー
- インフラ系
建築士が活躍できるファールドがいかに幅広いかお分りいただけたかと思います。これで建築業界で何をすれば良いか大体イメージが掴めたかと思います。最後にこの記事のまとめを書いておきます。
- 建築業界の仕事を把握する
- 転職サイトを把握する
- 建築業界で転職の際準備すべきもの(重要:転職理由とキャリアビジョン)
この記事があなたの転職に役立てば幸いです。ちなみに私が使っていた転職に役立つ本も体験談とともにリンクを貼っておきます。
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少しでも就職、転職先の新規開拓の手助けになればと思います。関連記事も見て頂けたらと思います。