こんな方におすすめ
- 第二次検定の経験記述って、どう書けばいいの?
- 独学でも合格できる?
- 住宅しか経験ないけど大丈夫?
第二次検定を控えた多くの方が、こうした不安を抱いているのではないでしょうか。
結論から言います。1級建築施工管理技士の第二次検定は、独学でも一発合格できます。
私自身、木造戸建て住宅の経験しかありませんでしたが、正しい勉強方法で一発合格を果たしました。
この記事では、第二次検定に一発合格した筆者が、2026年最新の情報をもとに、独学合格の勉強方法を完全公開します。試験概要、問題構成、経験記述の書き方、過去問の活用法、おすすめテキストまで、すべてカバーしています。
この記事を読めば、第二次検定の攻略法が明確になり、最短距離で合格を目指せます。
第二次検定の試験概要【2026年度】
まずは、2026年度の第二次検定の基本情報を確認しましょう。
試験概要
2026年度 1級建築施工管理技士 第二次検定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年12月中旬予定 |
| 試験時間 | 3時間 |
| 問題数 | 6問(全て記述式) |
| 合格発表 | 2027年2月初旬予定 |
| 受験資格 | 第一次検定合格者で実務経験要件を満たす者 |
試験時間は3時間、全て記述式です。マークシート形式の第一次検定とは全く異なる試験です。
第二次検定の問題構成と攻略法
第二次検定は6問から構成されます。それぞれの問題の特徴と攻略法を解説します。
問題1:施工経験記述【配点約60%】
最重要問題です。配点は全体の約60%を占めます。
過去に経験した施工内容を施工概要とともに記述します。毎年、以下の3つのテーマのいずれかが出題されます。
主な3つのテーマ
- 施工の合理化
- 建設副産物
- 品質管理
**いずれか1テーマではなく、3つ全てに対応できるよう準備しましょう。**私は3つのテーマすべてで経験記述を作成し、添削を受けました。
問題2:仮設計画等に関する記述
建設現場で使用する仮設物や重機についての施工計画上での管理方法や安全について記述する問題です。
過去問でも対策は可能ですが、幅広く知っておくとより有利です。
問題3:躯体工事上の施工管理
躯体工事を進めていく上で配慮や注意事項について解答します。
**問題4と連動して出題形式が変わります。**どちらかが完全記述解答式、もう一方が例文中の言葉の修正といった方式です。
問題4:仕上げ工事の施工管理
問題3と連動して出題形式が変わります。仕上工事の方がマニアックな内容が多いので、難易度が高いです。
問題5:施工管理方法(工程管理)
過去のデータ上、ネットワーク工程表もしくはバーチャート工程表に関する問題です。
近年ではネットワーク工程表に関する出題が主流です。過去問が少ないので対策は限られますが、類似問題や応用問題にも対応できるようマスターしておきましょう。
問題6:関係法規
安全衛生法、建設業法、建築基準法から出題されます。
穴埋め形式なので、対策はしやすいです。過去問を解いていると、傾向や範囲がだいたいわかります。施工に関わってくる範囲が主です。
【最重要】施工経験記述の書き方
経験記述は配点の約60%を占める最重要問題です。ここで失敗すると、他の問題をどれだけ正解しても合格は厳しくなります。
ちなみに、実務経験が木造戸建てだけでも私は合格しました。その例文もこちらで紹介しています。
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【2026年最新版】1級建築施工管理技士は木造戸建て経験のみで合格できる!第二次検定の経験記述攻略法と解答例を完全公開
「木造戸建て住宅の経験しかないけど、1級建築施工管理技士に挑戦できるのかな...」「市販のテキストには鉄筋コンクリート造やSRC造の例ばかりで、木造の経験記述例が見つからない」――こんな不安を抱えてい ...
経験記述の構成
経験記述は、以下の構成で書きます。
1. 工事概要
- 工事名
- 工事場所
- 工事の内容
- 構造・階数・延べ面積
- 主な外部仕上げ
- 主要室の内部仕上げ
- 工期
- あなたの立場
2. 事例(3つのテーマのいずれか)
- 工種又は部位等
- 実施した内容と品質確保のための留意事項
- 実施した内容が施工の合理化となる理由
- 施工の合理化以外に得られた副次的効果
具体的な記述例
以下は、総合資格学院が模範解答として公開している例文です。
工事概要
- 工事名:○○マンション新築工事
- 工事場所:東京都○○区
- 工事の内容:共同住宅(マンション)
- 構造・階数・延べ面積:鉄筋コンクリート造、地上10階建て、延べ面積5,000㎡
- 主な外部仕上げ:外壁二丁掛けタイル張り
- 主要室の内部仕上げ:床-フローリング張り、壁天井-PB下地ビニルクロス張り
- 工期:平成30年4月~平成30年12月
- あなたの立場:工事主任
事例1(施工の合理化)
①工種又は部位等
- 左官工事
②実施した内容と品質確保のための留意事項
- 住戸内床のフローリング張りの下地について、モルタル金ごて仕上げに代えて、セルフレベリング工法を採用した。その際、風による表面のしわが発生しないよう、通風のない作業環境に留意した。
③実施した内容が施工の合理化となる理由
- セルフレベリング工法はモルタル金ごて仕上げと比較して、こて押さえ等の工程がないことから、労務工数の軽減に有効であるため。
④施工の合理化以外に得られた副次的効果
- セルフレベリング工法は、作業員の技量に左右されにくい工法であるため、近年、建設業界でも問題となっている熟練工不足にも対応することができた。
このように、具体的に自分の経験を記入し、限られた行間で問題に答える必要があります。すぐにできるものではありませんので、何度も書けるように練習が必要です。独学合格のための勉強方法
私は第二次検定を独学で一発合格しましたが、完全に独学というわけではありません。経験記述の添削だけはプロに依頼しました。
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独学合格のための3つのステップ
ステップ1:過去問テキストを購入
過去問テキストを選ぶ際は、以下の条件を満たすものを選びましょう。
- 過去10年程度の問題が載っている
- 記述の例文が2例以上載っている
- 全問の解説が丁寧に載っている
当たり前かもしれませんが、これが揃っているテキストはそう多くありません。また、試験が近くなると有名な過去問は売り切れてしまうので早く買っておきましょう。
ステップ2:経験記述を3つのテーマで作成
3つのテーマ(施工の合理化、建設副産物、品質管理)すべてで経験記述を作成します。
ステップ3:経験記述の添削を受ける
独学で最も重要なのは、経験記述の添削をプロに依頼することです。
経験記述は配点の約60%を占めます。ここで失敗すると合格は厳しくなります。添削サービスの費用は約3万円ですが、一発合格できれば安い投資です。
勉強時間の目安
私の場合、第二次検定の勉強時間は約150時間でした。
勉強時間の内訳
- 経験記述の準備:50時間
- 経験記述の添削・修正:30時間
- 過去問演習:70時間
合計:150時間
第一次検定が終わってから第二次検定まで約5ヶ月あります。1日1時間勉強すれば150時間確保できます。
まとめ
この記事の重要ポイントについてまとめました。
- 第二次検定は3時間、6問の記述式試験
- 経験記述は配点の約60%を占める最重要問題
- 3つのテーマすべてに対応できるよう準備
- 経験記述の添削は必ず受ける(費用約3万円)
- 勉強時間の目安は150時間
- 独学でも一発合格は可能
1級建築施工管理技士は国家資格というだけあって、そう簡単ではありません。その価値については以下の記事にまとめました。
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